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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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ふたばの座位保持椅子作り 2(重要視したことは・・・)

前回「ふたばの座位保持椅子作り 1(「バンビーナ」と「J Fit」)」の記事で、
作るのは「J Fit(ジェイフィット)」という椅子にほぼ決まりかけていたことを書きました。
それが10月半ば頃のことでした。

その後、ふたばの反抗期がものすご~~く強くなり・・・
(今も絶賛継続中なのですが…)

とにかく、椅子に座りたがらない。
バギーにも乗りたがらない。
怒って泣いて、体を反らして、床に降りて立ったまま動かない。
歩きたいのかと思い歩行器(ポニー)に乗せても、
嫌がって乗らない。

吸引も注入も歯磨きも着替えも、反抗・反抗・反抗!

療育やリハビリの先生方も、皆さん口を揃えて
「お母さん、大変やな~~!!」
と言ってくれます( ^ ^ ;

そんな状態で、J Fitの試乗をさせると、

抵抗

「座るもんか~~~!」とでも言うように怒っています( ^ ^ ;


J Fitの基本色は茶色で、オプションで他の色も選ぶことができるそうなのですが
茶色のシートのみが通気性などに優れているとのことで、
ほとんどの方が基本色の茶色を選ばれるそうです。

もともと、色の好みがはっきりしていて、茶色が好きでないふたば。
過去にも、茶色の歩行器を拒否したこともありました。
リハビリの先生もそのことを知ってくださっていて
整形外科の先生に、ふたばのこの拒否の様子を伝えてくださり見てもらうと
「…とにかく、ふたばちゃんの座りたい椅子を作ってあげて~!」
とおっしゃって( ^ ^ ;)

ふたばが使う座位保持椅子必要なのは、
ベルトはがっちり締めるものよりも、本人の動きを妨げないようなゆとりのあるもの。
集団生活の中で安全を保てるもの。
そして何よりふたば本人が納得して座ることができるもの。
と言ってくださいました。

意外にも、ふたばの色の好みが最重視されたような…( ^ ^ ;)

言葉を発しないふたばなのに、色の好みで選ぶなんてワガママかな…と私は思っていましたが、
リハビリの先生や整形外科の先生は、それが一番大事!!とおっしゃっていました。

ふたばの気持ちを尊重してもらえて、嬉しかったです。

というわけで、J Fitは却下。


そんな好みのはっきりしているふたばが、納得して座ることができたのが、
オーダーメイドの椅子だったんです。

過去にオーダーメイドで作った方が使わなくなって寄附された椅子が、
リハビリ室に置いてあり、気になっていて。
一度座ってみたいな~と申し出たのでした。

オーダーメイド
肘かけにちゃんと肘を置いて座っています(笑)。
この試乗は10月頃。

オーダーメイドには

これが11月末に試乗した時。
他の方が作ったものなので、足が全く届いていませんが(笑)。
いい感じに座っています。

一番シンプルでいいなぁ!!と、私もすっかり惚れてしまいました。

義肢会社さんが、
「この先、学校で使うことを考えると、バンビーナやJ Fitなどの木製フレームよりも
金属のフレームの方がいいかもしれませんね」
と言ってくれた一言で、決まりました。
よーし、オーダーメイドの椅子にしよう!と( ^ ^ )

座位保持椅子の耐用年数は3年。
1度に2つまで作ることができるのですが、
例えば今回、園用に1つ作って、自宅用にもう1つ、座位保持椅子を作った場合、
来年学校用にさらに1つ…というのができなくなるんですよね。

だから、今回園用に作る椅子を
今後、学校で使うか、自宅で使うか、しないといけないことになるのです。

どちらかというと、園で使った椅子をそのまま学校で使いたいな~と思うのです。

だから、学校でも使うことができる椅子っていうのはとっても魅力的!

オーダーなので、ベルトやキャスターも最初からつけることができるし、
保育園で指定のあった高さや幅に合わせることもできます。
付属のテーブルの大きさや、端の形も選べるし。

工具なしで高さ調整できるというのも決め手になったポイントです。


早速、高さや幅を採寸してもらいました。

オーダーメイド採寸


バンビーナと並べてみても、同じようなサイズ感。コンパクトです。
ふたば、反抗に疲れたのか寝てしまいましたが…
バンビーナとオーダーメイド

寝ていても、いい感じに姿勢が保たれていました。


気になる価格ですが、
オーダーメイド=高価、というわけでもないようで、
公費の補助内で充分購入できるとのことでした。


座位保持椅子、正確には「座位保持装置」と呼ばれます。
座位保持装置は「補装具」の対象となっていて、
補装具の製作には身体障害者手帳が必要です。

(参考までに、入浴用の椅子や、吸引器などは「日常生活用具」の対象です)

座位保持装置を作る手順は、次の通りです。

1.座位保持装置を選ぶ

2.医師に意見書を書いてもらう

3.書類を役所に提出する
 (意見書の他、業者さんに作ってもらう見積書と、
 役所の窓口で書く申請書などが必要。
 身体障害者手帳も持って行きます。
 今はマイナンバーの通知カードも要りました)

4・支給券が発行されるので、業者さんに提出する

5.座位保持装置の製作・納品待ち


今の時点で、3までは終了。

今回、オーダーメイドなので、製作に時間がかかるようです。
それでも、スムーズにいけば、来年の4月には余裕で間に合うとのことです。


一番心配なこと…
それは、作った座位保持椅子に、ふたばが座ってくれるかどうか(笑)。



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ふたばの座位保持椅子作り 1(「バンビーナ」と「J Fit」)

保育園か幼稚園で、集団生活を送るのにあたり
まず必要になりそうなもの、それは座位保持椅子!

実はふたば、これまで、座位保持椅子を作ったことがありません。
家にはダイニングの高さに合わせた、ひとみのお下がりのキッズチェアがあるし、
床ではずいぶん座位を取れるようになってきているので、
絶対に必要!という場面がなかったんですよね。

うーん。。。
正確には、注入のとき、椅子に座らせた方がいいとは思っているんです。
注入直後にでんぐり返しをして逆流…なんて光景もたまに見るし。
座位もまだまだ不安定だし。
それに、キッズチェアで立ちあがってしまうことも多くて、
目が離せない状況なんですよね。

まあ、いつか作ろう!くらいにしか考えていなくて、
作るなら、OTの時間によく使っている「バンビーナ」かな~って漠然と考えていました。


タカノハートワークス「バンビーナ」
コピー ~ バンビーナ3

ですが、ここのところのふたばは、座ること自体を拒否することが多く、
バンビーナに座っていると、後ろに体を反らせたり、立ち上がってみたり…
とってもヒヤヒヤします

バンビーナは、床に接する面が小さい(椅子の足4点しかない)ため
ちょっと不安定なんだそうです。
体幹ベルトをつけることはできるのですが、
バンビーナは既製品なので、後から付ける形になるそうで、
それもちょっとふたばには危ないかな、と。

簡易で、シンプルで、すごくいいんですけどね。
既製品なので納期もすごく早いみたいだし。
でも今のふたばには、安全面で適していないみたいです。

さらに保育園では、バンビーナは、年長クラスで使うにはちょっと座面が低すぎるかもという指摘を受けました。
第一希望の保育園からは、一から作るなら、みんなと座面高さを揃えて欲しい、というお話をいただいているのです。

そんないろいろな理由で、バンビーナは却下。


となると…
床に対する支持基底面が大きく、座面の高さも調整でき、
ベルトなどの安定感を求めるなら、これでしょう!と候補に挙がったのが、

川村義肢さんオリジナル「J Fit(ジェイフィット)」。
3JtRrbAKxffvG9W1481514643_1481514652.jpg

これなら、床に接する底面積も大きく、
体幹ベルトや骨盤ベルトも最初からつけて作ってもらえる。

実際に座ってみてもなかなかの安定感。

抵抗2

Jfit.png

ちなみに、向かって右がMサイズ、ふたばが座っているのがSサイズ。
身長89cm、体重10.5kgの小さいふたばの体にぴったりです!

座位保持椅子の耐用年数は3年間だし、長く使えるのに越したことはないのですが、
Mサイズはブッカブカで、大きすぎました(笑)。


参考までに、バンビーナと並べると、こんな感じ。
バンビーナ

バンビーナとJ Fit、
形は違うものの、サイズ感としては似たような感じかな。


というわけで、この試乗をしたのが10月半ばごろなのですが、
この時点では、J Fitでほぼ決まりだな~と思っていたのです。

この時点では。。。


座位保持椅子作り2に続きます。


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新製品のバギー&歩行器の試乗

先日、お友達のママさんに情報をいただき、
「兵庫県理学療法士会 公開研修会」なるものに
参加してきました!

福祉機器の展示会です。
会場は、とある専門学校の体育館。
会場



通園施設のお友達親子と一緒に、じっくり試乗して、
業者さんのお話を聞いて。

まずふたばが試乗したのはこのバギー。

テクノグリーン社の「Cricket (クリケット)」。
新製品だそうです~

テクノグリーン社と言えば、
座位保持装置「Panda(パンダ)」や
バギーの「tiger(タイガー)」、「Stingray(スティングレイ)」など
スタイリッシュで機能的な福祉機器に強い会社ですね。

クリケット

これはね~、とっても良かったです(^^)
ハンモックみたいに体を包み込む仕様になっていて
体幹ベルトは締めるものの、適度に自由な動きができて。

ただ、本体が軽量なのであまり荷物が積めない(吸引機だけならいけるかも)のと
ティルト機能がないので、長時間の移動には不向きかなぁと感じました。

でもこれから学校などで乗る分にはとっても良いかも!

折り畳むとこんな感じです。
クリケット おりたたみ


こんな座位保持も試乗しました。

昭和貿易の「Bug(バグ)」
座位保持

座位保持にもなり、バギーにもなり、
シート部分を外して、床置きの低い椅子にもなるという優れモノ!

体幹をしっかり支えてくれている感じがしましたが、
ふたばにはちょっと窮屈で暑いかも?



そしてそして、この日の一番のお目当てだったのはこれ。

オットーボック社の歩行器「キッドウォーク」!
キッドウォーク1

オットーボック社と言えば、
歩行補助具「アップシー」を作っている会社。
(ふたばも過去に試乗しました。
歩行補助具「アップシー」の体験』参照)

従来の歩行器のように前にもたれて地面を蹴る、というタイプではなく
ハンズフリーで、通常の歩行の姿勢で歩く経験を積める歩行器!

もうね、こういうのを求めていましたよ。
支えるのは骨盤と体幹だけ。
しかも、パーツで体を固定してしまうのではなく、
ちゃんと体の動きに合わせてパーツが動いてくれるのです。


乗ってみるやいなや、どんどん歩きだすふたば。

キッドウォーク

その足取りは軽やかで、とっても自由に動くことができていました!

価格は40万ほどなので、とてもすぐに購入できるようなものではないけれど
こういうのに乗って移動ができたら楽しいだろうな~~と思わされる歩行器でした。



「キッドウォークは、障害を持ったお子様の自由に動き回りたいという思いをかなえ、
他の子供と遊んだり、一人で好きな所に行くことを可能にします。
キッドウォークは骨盤と体幹を安定させ、立位の姿勢を保持することで、
自然な歩行ができるようにサポートします。
自分の目の高さでお友達とコミュニケーションを取ることができます。
お子様の持っている動く力を利用して歩くというのがこの歩行器のコンセプトです。
早いうちに立つ姿勢をとり、自分の足に体重をかけることは身体の発達に重要です。」

オットーボック社のサイトより。
こういうコンセプトが素晴らしいです!

どれも試乗できて本当に良かったです( ^ ^ )



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障害児バギー作り 3 (ベーシックなバギー、完成!)

今年1月から作り始めていたバギー、とうとう完成しました。
きさく工房のRV PocketⅡ。
Sサイズです。

  ⇒バギー作りの手順、サイズ合わせの記事
   『障害児バギー作り 1 (手順・サイズ合わせ)

  ⇒バギー仮合わせの記事 
   『障害児バギー作り 2 (仮合わせ)


オプションパーツを紹介していきます♪

ふたばの体幹をしっかり支えながらも、動きを妨げ過ぎない、
がっちりホールドなベルトたち。
がっちりホールドなベルトたち

ベルトたちの名称は…
胸のところは「トランクサポートベルト」
腰のところは「骨盤サポートベルト」
足の間は「股ベルト」
ふくらはぎのところは「下腿(かたい)ベルト」
です。


次に、医療ケアに欠かせないこの2つのオプションパーツ。

オプションパーツ1

バギーの上側にぴょこっと飛び出ているのが「注入棒」。
フックが付いていて、イリゲーターを吊るして注入することができます。
棒の角度、長さは調整できます。
写真ではけっこう長く伸ばしていますが、普段は一番下までおろして短くしています。

この注入棒、実はオーダーした後に、つけてもらうことを忘れていて
あわてて電話したのでした
(後からもつけられるんだろうけど
本体と一緒にオーダーしないと公費が下りません)

そして、バギーの下側についているのが「荷物台」。
電動吸引機を置いています。
吸引機はここに置かなくても、
例えばフレームにS字フックなどを使ってぶら下げることもできます。
でも、荷物台も公費で負担していただけるとのことで
つけてもらいました。

この荷物台があると、折り畳むときに少し邪魔になるようですが、
わが家は車やタクシーにも乗らないし、折り畳むことはめったにないので大丈夫そうです。


最後は、お出かけに欠かせないこちらのオプションパーツ。

オプションパーツ2

傘を固定できる「さすべえ」。
関西の人ならなじみ深いのではないでしょうか(^^)
自転車に傘を固定するやつですね。
これも後から自分でつけられるとは思いますが
最初からつけてもらいました。
これからの季節、日傘も必要なので便利そうです♪

それから、グレーの日よけも大きくて、
まぶしがりのふたばの目も守ってくれそうです。

写真には写していませんが、テーブルとブレーキ、レインカバーもオプションでつけてもらいました。


このバギーの自己負担額は \24,388。
有料オプションパーツ負担額は \18,000。
(テーブルの一部金額&レインカバー&さすべえ などの料金)
合計で \42,388 でした。


この男の子みたいなカラーでベーシックなバギー。
めっちゃ気に入ってます
足の装具はピンクパープルだし、
着る服はピンクやグリーンなど明るい色が多いので、
バギーはこれくらいベーシックなほうがいいかなと思って選びました

どうやって可愛くしようかな?
これからの季節、座面に何かデザインの入った涼しいシートを敷いてもいいし、
リボンや玩具を吊るしても可愛くなりそう。

押し心地もめっちゃ楽だし、お出かけがさらに楽しくなりそうです!



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障害児バギー作り 2 (仮合わせ)

いよいよ、ふたばのバギーの完成が近づいてきました
バギーは、「RV pocket Ⅱ」(きさく工房)です。

試乗&打ち合わせをしてから約2ヶ月。

完成間近なので仮合わせができるとの連絡をいただきました。

通園施設にて、義肢会社さんと一緒に仮合わせです。
仮合わせ

ふたばは、今のベビーカーに座らせていてもよく動き、
体を起こそうとするので、
オプションとして次のようなものをつけてもらうことになりました。

・ヘッドサポート(標準より厚みを削ったもの)
・胸ベルト
・骨盤サポートベルト
・股ベルト
・下腿(かたい)ベルト


要は、体幹をしっかりと支えながらも、
ふたば本人の動きを制限し過ぎないようなものにしてもらいました。
(詳しくは、バギー完成後、写真で載せようと思っています)

あとは、オプション品として
・日よけ
・注入棒
・荷物台
・ブレーキ
・テーブル
・レインカバー
・傘固定グッズ
をつけてもらいました。

日よけ・注入棒・荷物台・ブレーキの4つは
公費負担で補助がおりるオプション品なので、つけてもらうことにしました。

テーブルは、一部、公費負担で補助がおりるのですが、
数千円ほど足が出るそうなので、一部自己負担をします。

テーブルは、普段の移動にはほとんど使わないのですが
ショートステイに行ったとき、バギーで過ごす時間が長いので
テーブルの上で手を使って遊んだり
手を前について体を支えたりするために必要かと思いつけてもらうことに。

レインカバー・傘固定グッズについては
全額自己負担するオプション品です。


移動のためのバギーなので、姿勢を保持することよりも
安全かつふたば本人が快適で、
私が使いやすいようにカスタマイズをしました。

パンフレット9


このように
パンフレットにもオプション品が載っていますが
実際は、ふたばをバギーに乗せて、PTの先生が出してくださった意見をもとに
義肢会社さんと打ち合わせをして決めました。

出来上がりは4月中旬の予定です!
楽しみだぁ~~



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