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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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ふたばの座位保持椅子作り 1(「バンビーナ」と「J Fit」)

保育園か幼稚園で、集団生活を送るのにあたり
まず必要になりそうなもの、それは座位保持椅子!

実はふたば、これまで、座位保持椅子を作ったことがありません。
家にはダイニングの高さに合わせた、ひとみのお下がりのキッズチェアがあるし、
床ではずいぶん座位を取れるようになってきているので、
絶対に必要!という場面がなかったんですよね。

うーん。。。
正確には、注入のとき、椅子に座らせた方がいいとは思っているんです。
注入直後にでんぐり返しをして逆流…なんて光景もたまに見るし。
座位もまだまだ不安定だし。
それに、キッズチェアで立ちあがってしまうことも多くて、
目が離せない状況なんですよね。

まあ、いつか作ろう!くらいにしか考えていなくて、
作るなら、OTの時間によく使っている「バンビーナ」かな~って漠然と考えていました。


タカノハートワークス「バンビーナ」
コピー ~ バンビーナ3

ですが、ここのところのふたばは、座ること自体を拒否することが多く、
バンビーナに座っていると、後ろに体を反らせたり、立ち上がってみたり…
とってもヒヤヒヤします

バンビーナは、床に接する面が小さい(椅子の足4点しかない)ため
ちょっと不安定なんだそうです。
体幹ベルトをつけることはできるのですが、
バンビーナは既製品なので、後から付ける形になるそうで、
それもちょっとふたばには危ないかな、と。

簡易で、シンプルで、すごくいいんですけどね。
既製品なので納期もすごく早いみたいだし。
でも今のふたばには、安全面で適していないみたいです。

さらに保育園では、バンビーナは、年長クラスで使うにはちょっと座面が低すぎるかもという指摘を受けました。
第一希望の保育園からは、一から作るなら、みんなと座面高さを揃えて欲しい、というお話をいただいているのです。

そんないろいろな理由で、バンビーナは却下。


となると…
床に対する支持基底面が大きく、座面の高さも調整でき、
ベルトなどの安定感を求めるなら、これでしょう!と候補に挙がったのが、

川村義肢さんオリジナル「J Fit(ジェイフィット)」。
3JtRrbAKxffvG9W1481514643_1481514652.jpg

これなら、床に接する底面積も大きく、
体幹ベルトや骨盤ベルトも最初からつけて作ってもらえる。

実際に座ってみてもなかなかの安定感。

抵抗2

Jfit.png

ちなみに、向かって右がMサイズ、ふたばが座っているのがSサイズ。
身長89cm、体重10.5kgの小さいふたばの体にぴったりです!

座位保持椅子の耐用年数は3年間だし、長く使えるのに越したことはないのですが、
Mサイズはブッカブカで、大きすぎました(笑)。


参考までに、バンビーナと並べると、こんな感じ。
バンビーナ

バンビーナとJ Fit、
形は違うものの、サイズ感としては似たような感じかな。


というわけで、この試乗をしたのが10月半ばごろなのですが、
この時点では、J Fitでほぼ決まりだな~と思っていたのです。

この時点では。。。


座位保持椅子作り2に続きます。


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新製品のバギー&歩行器の試乗

先日、お友達のママさんに情報をいただき、
「兵庫県理学療法士会 公開研修会」なるものに
参加してきました!

福祉機器の展示会です。
会場は、とある専門学校の体育館。
会場



通園施設のお友達親子と一緒に、じっくり試乗して、
業者さんのお話を聞いて。

まずふたばが試乗したのはこのバギー。

テクノグリーン社の「Cricket (クリケット)」。
新製品だそうです~

テクノグリーン社と言えば、
座位保持装置「Panda(パンダ)」や
バギーの「tiger(タイガー)」、「Stingray(スティングレイ)」など
スタイリッシュで機能的な福祉機器に強い会社ですね。

クリケット

これはね~、とっても良かったです(^^)
ハンモックみたいに体を包み込む仕様になっていて
体幹ベルトは締めるものの、適度に自由な動きができて。

ただ、本体が軽量なのであまり荷物が積めない(吸引機だけならいけるかも)のと
ティルト機能がないので、長時間の移動には不向きかなぁと感じました。

でもこれから学校などで乗る分にはとっても良いかも!

折り畳むとこんな感じです。
クリケット おりたたみ


こんな座位保持も試乗しました。

昭和貿易の「Bug(バグ)」
座位保持

座位保持にもなり、バギーにもなり、
シート部分を外して、床置きの低い椅子にもなるという優れモノ!

体幹をしっかり支えてくれている感じがしましたが、
ふたばにはちょっと窮屈で暑いかも?



そしてそして、この日の一番のお目当てだったのはこれ。

オットーボック社の歩行器「キッドウォーク」!
キッドウォーク1

オットーボック社と言えば、
歩行補助具「アップシー」を作っている会社。
(ふたばも過去に試乗しました。
歩行補助具「アップシー」の体験』参照)

従来の歩行器のように前にもたれて地面を蹴る、というタイプではなく
ハンズフリーで、通常の歩行の姿勢で歩く経験を積める歩行器!

もうね、こういうのを求めていましたよ。
支えるのは骨盤と体幹だけ。
しかも、パーツで体を固定してしまうのではなく、
ちゃんと体の動きに合わせてパーツが動いてくれるのです。


乗ってみるやいなや、どんどん歩きだすふたば。

キッドウォーク

その足取りは軽やかで、とっても自由に動くことができていました!

価格は40万ほどなので、とてもすぐに購入できるようなものではないけれど
こういうのに乗って移動ができたら楽しいだろうな~~と思わされる歩行器でした。



「キッドウォークは、障害を持ったお子様の自由に動き回りたいという思いをかなえ、
他の子供と遊んだり、一人で好きな所に行くことを可能にします。
キッドウォークは骨盤と体幹を安定させ、立位の姿勢を保持することで、
自然な歩行ができるようにサポートします。
自分の目の高さでお友達とコミュニケーションを取ることができます。
お子様の持っている動く力を利用して歩くというのがこの歩行器のコンセプトです。
早いうちに立つ姿勢をとり、自分の足に体重をかけることは身体の発達に重要です。」

オットーボック社のサイトより。
こういうコンセプトが素晴らしいです!

どれも試乗できて本当に良かったです( ^ ^ )



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障害児バギー作り 3 (ベーシックなバギー、完成!)

今年1月から作り始めていたバギー、とうとう完成しました。
きさく工房のRV PocketⅡ。
Sサイズです。

  ⇒バギー作りの手順、サイズ合わせの記事
   『障害児バギー作り 1 (手順・サイズ合わせ)

  ⇒バギー仮合わせの記事 
   『障害児バギー作り 2 (仮合わせ)


オプションパーツを紹介していきます♪

ふたばの体幹をしっかり支えながらも、動きを妨げ過ぎない、
がっちりホールドなベルトたち。
がっちりホールドなベルトたち

ベルトたちの名称は…
胸のところは「トランクサポートベルト」
腰のところは「骨盤サポートベルト」
足の間は「股ベルト」
ふくらはぎのところは「下腿(かたい)ベルト」
です。


次に、医療ケアに欠かせないこの2つのオプションパーツ。

オプションパーツ1

バギーの上側にぴょこっと飛び出ているのが「注入棒」。
フックが付いていて、イリゲーターを吊るして注入することができます。
棒の角度、長さは調整できます。
写真ではけっこう長く伸ばしていますが、普段は一番下までおろして短くしています。

この注入棒、実はオーダーした後に、つけてもらうことを忘れていて
あわてて電話したのでした
(後からもつけられるんだろうけど
本体と一緒にオーダーしないと公費が下りません)

そして、バギーの下側についているのが「荷物台」。
電動吸引機を置いています。
吸引機はここに置かなくても、
例えばフレームにS字フックなどを使ってぶら下げることもできます。
でも、荷物台も公費で負担していただけるとのことで
つけてもらいました。

この荷物台があると、折り畳むときに少し邪魔になるようですが、
わが家は車やタクシーにも乗らないし、折り畳むことはめったにないので大丈夫そうです。


最後は、お出かけに欠かせないこちらのオプションパーツ。

オプションパーツ2

傘を固定できる「さすべえ」。
関西の人ならなじみ深いのではないでしょうか(^^)
自転車に傘を固定するやつですね。
これも後から自分でつけられるとは思いますが
最初からつけてもらいました。
これからの季節、日傘も必要なので便利そうです♪

それから、グレーの日よけも大きくて、
まぶしがりのふたばの目も守ってくれそうです。

写真には写していませんが、テーブルとブレーキ、レインカバーもオプションでつけてもらいました。


このバギーの自己負担額は \24,388。
有料オプションパーツ負担額は \18,000。
(テーブルの一部金額&レインカバー&さすべえ などの料金)
合計で \42,388 でした。


この男の子みたいなカラーでベーシックなバギー。
めっちゃ気に入ってます
足の装具はピンクパープルだし、
着る服はピンクやグリーンなど明るい色が多いので、
バギーはこれくらいベーシックなほうがいいかなと思って選びました

どうやって可愛くしようかな?
これからの季節、座面に何かデザインの入った涼しいシートを敷いてもいいし、
リボンや玩具を吊るしても可愛くなりそう。

押し心地もめっちゃ楽だし、お出かけがさらに楽しくなりそうです!



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障害児バギー作り 2 (仮合わせ)

いよいよ、ふたばのバギーの完成が近づいてきました
バギーは、「RV pocket Ⅱ」(きさく工房)です。

試乗&打ち合わせをしてから約2ヶ月。

完成間近なので仮合わせができるとの連絡をいただきました。

通園施設にて、義肢会社さんと一緒に仮合わせです。
仮合わせ

ふたばは、今のベビーカーに座らせていてもよく動き、
体を起こそうとするので、
オプションとして次のようなものをつけてもらうことになりました。

・ヘッドサポート(標準より厚みを削ったもの)
・胸ベルト
・骨盤サポートベルト
・股ベルト
・下腿(かたい)ベルト


要は、体幹をしっかりと支えながらも、
ふたば本人の動きを制限し過ぎないようなものにしてもらいました。
(詳しくは、バギー完成後、写真で載せようと思っています)

あとは、オプション品として
・日よけ
・注入棒
・荷物台
・ブレーキ
・テーブル
・レインカバー
・傘固定グッズ
をつけてもらいました。

日よけ・注入棒・荷物台・ブレーキの4つは
公費負担で補助がおりるオプション品なので、つけてもらうことにしました。

テーブルは、一部、公費負担で補助がおりるのですが、
数千円ほど足が出るそうなので、一部自己負担をします。

テーブルは、普段の移動にはほとんど使わないのですが
ショートステイに行ったとき、バギーで過ごす時間が長いので
テーブルの上で手を使って遊んだり
手を前について体を支えたりするために必要かと思いつけてもらうことに。

レインカバー・傘固定グッズについては
全額自己負担するオプション品です。


移動のためのバギーなので、姿勢を保持することよりも
安全かつふたば本人が快適で、
私が使いやすいようにカスタマイズをしました。

パンフレット9


このように
パンフレットにもオプション品が載っていますが
実際は、ふたばをバギーに乗せて、PTの先生が出してくださった意見をもとに
義肢会社さんと打ち合わせをして決めました。

出来上がりは4月中旬の予定です!
楽しみだぁ~~



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障害児バギー作り 1 (手順・サイズ合わせ)

夏ごろから、作ろうと思っていた障害児バギー。
なんせ今使っているベビーカーはひとみのお下がりで
がたつきもなかなかのもので、すでに壊れている部分も
乗っているときのふたばの姿勢の崩れようも気になっていました。

年が明けていよいよ本格的に、障害児バギー作りがスタートしました!


バギーを作るには、身体障害者手帳が必要です。

身体障害者手帳で作ることができるものは
基本的に「更生用装具(=日常生活においてサポートをするもの)」が対象とされています。
バギー、装具、起立保持具、座位保持装置、歩行器などがそれに当たります。

(ちなみにプロンボードは、私が住む地域では「特例補装具」の扱いになり、
バギー等とは別での上限額が定められています)



バギーを製作する手順を書いておきます。

1.役所の福祉窓口へ申請
  (窓口に、バギーを作りたいことを相談し、「補装具費支給意見書」という書類をもらう)
   ※書類の名称は地域によって異なるかもしれません。

2.処方判定(装具診)
  (バギーの機種を決めて医師に伝えて了承をいただく。意見書を書いてもらう)

3.書類の提出
  (医師の意見書、バギーの機種や必要なオプション品などを書いた見積書など、 
   必要な書類を揃えて役所の福祉窓口に提出)

4.補装具費支給決定
  (いくら補助が出るかという給付決定がされ、給付券が送られてくる)

5.製作

6.仮合わせ(装具診)

7.適合判定・納品(装具診)

8.支払い
  (バギー製作費から、補助分を差し引いた金額を義肢会社さんに支払う)


…何やら複雑ですが…
とにかく、意見書を出して、役所から給付決定(「あなたの場合○○円補助が出ますよ~
バギーを作ってOKですよ~」という許可)が下りてから、
バギーを作る、という流れです。

では一体、いくらでバギーを作ってもらえるのか、というと、
バギー製作費の1割
が基本です。

バギーが20万円なら、その1割の2万円が、自己負担額です。
ただし、たとえばバギーを作るのに60万かかったからといって
その1割の6万円が自己負担額になるかというとそうではなく
「自己負担の上限額」というものが決まっています。
上限額は所得によって決まります。
我が家の上限額は37,200円なので、
どれだけ高くなってもこの37,200円以上の自己負担額は発生しません。

これは1ヶ月の上限額なので、
バギーや座位保持装置、装具…をまとめて作る場合は
同じ月にまとめて作ると、自己負担額が少なくて済みます。
(それぞれを別の月に作ると、それぞれの月に自己負担額がかかってしまいます)

ただし、バギーの機種や、オプション品によっては、
補助が下りないものがあるので、それらに関しては実費が必要です。
海外製のバギーや、デザインのためのオプション
(バギーのシートカラーを特注にするなど)は実費になることが多いです。

(金額や制度については、地域によって、
また世帯の所得によって、違いがあると思います。
このあたりはしっかりと、装具屋さん、義肢会社さんに確認しながら話を進めるのがいいと思います)



昨年の秋ごろの話ですが、通園施設のPTの先生や、整形外科の医師に、
バギーを作りたいと相談すると、
「まず機種を絞りましょう」とのことでした。

10月末に参加した、義肢会社さんのイベントで、
バギーをいくつか試乗して機種を決めました
(過去記事『福祉機器のイベントへ 1(バギーの試乗)』参照)。


その後すぐに、通園施設にて、整形外科の医師に診察をしてもらい
義肢会社さんにバギーを貸し出してもらうことになりました。
1週間、通園施設に希望のバギーの「デモ機」を貸し出してもらい
リハビリの担当の先生に見てもらって、
そのバギーで問題ないか、オプション品は何が必要かなどを相談します。

この、貸し出しまでの期間が長かったです。人気の機種だからかな。
義肢会社さんは、他の園などにも回っておられるので。
この時期は、就学準備のためにバギーを作ったり作り変えたりするケースが多く、お忙しいようです。

ようやく年が明け1月下旬になって、デモ機を貸し出してもらえました(^^)

希望のバギーは、「RV pocket Ⅱ」(きさく工房)。
サイズ合わせのため、一番小さいSサイズ(対応身長90~110cm)と、
1つ大きめのMサイズ(対応身長110~130cm)を持ってきてもらいました。

ふたばの身長は、82cmです。
先を見据えて…と思ったけど、Mサイズ(適用身長110~130cm)はやっぱりまだブカブカ。
サイズM

大は小を兼ねると言うけれど、
ブカブカのバギーだと良くないのはココ。
ひざの曲がる角度です。
ひざの角度
わかりにくいのでちょっとだけ大きめの写真で。
座面の奥行が深すぎて(これでも一番浅い奥行にしている)
ひざより下の部分が、上に浮いてしまっています。

これは足にとって良くないし、姿勢も崩れやすいということで
やっぱりSサイズに決定しました。
サイズS

PTの先生いわく、高さに関しては「延長パーツ」もあるから、身長が伸びてきても対応はできるけど、
横幅がバギーに入らなくなったらどうしようもない!のだそうです。
横幅も、まだまだ大丈夫そうです。

バギーに乗せると、すごく体がしっかりして見えます。
姿勢を整えるって、大事なんですね

サイズを決めたら、PTの先生の意見と、私からの要望を出し合って
オプション品などの相談をしていきます。


その内容は長くなりそうなのでまた後日の記事に続けたいと思います。



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