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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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療育講座(食事のこと)2

前回の記事「療育講座(食事のこと)1」の続きです。

基本事項を学んだ後は、いよいよ恒例の体験コーナーです

今回は、お母さん達がペアを組んで、
「食べさせてもらう感覚」を知ることと、
食べやすい姿勢について体験しました。


用意してもらったヨーグルトを、
1人は目を閉じ、もう1人が食べさせます。
なぜ目を閉じるかというと、
目がどれだけ見えているかわからない子を想定するためということでした。


まず、何も声をかけずに食べさせてもらうと、
これがなぜか、目を閉じているだけでけっこう不安になるものです
ヨーグルトが来る、とわかっているはずなのに
見えないってとても不安になるものだと思いました。

次に、声をかけてもらってから食べさせてもらうと
ヨーグルトが入ってくるタイミングがつかみやすいので、不安半減。

最後に、肩などに少しふれられてから声をかけてもらって食べさせてもらうと
安心感が少し増した気がしました。

大人になると、食べさせてもらうことなんてほとんどないので
けっこう貴重な体験でした。


食べさせてもらう子どもの気持ち。
大人と同じようには見えていないかもしれないし
食べ物を見てもそれが何かわからなくて不安かもしれない。
でも、触れることや声をかけることで子どもがリラックスできたら
うまく食べる準備ができるかもしれません。


それから、食べるときの姿勢。
試しにみんなで、アゴを上げて上を向いた姿勢(気道確保の姿勢)で
ヨーグルトを食べてみました。
これは分かると思いますが、かなり飲み込みにくい

なぜかというと…
舌のつけ根と声帯の間に、喉頭蓋(こうとうがい)という部分があります。
ものを飲み込むときに気管に食物が入らないようにふたをする役目を持っています。
喉頭蓋は、普段は閉じているのですが、
飲み込む時に気道にふたをするため
一瞬ではあるけれど息が止まるんです。
アゴを上げて上を向いた姿勢(気道確保の姿勢)だと
気道にふたをするのにパワーが必要なために、飲み込む運動がしづらくなるのだそうです。

正しい姿勢(90度の座位)だと、楽に気道にふたができるそうです。

飲み込みが難しい子の場合は、
少し後ろに体を倒してあげることで、
重力を利用して飲み込みがしやすくなるようです。



口で全く食べられないふたばのような子も、
味見や、嚥下の練習をすることはとっても大切で、
特に自分の唾液を飲み込む機能が重要。
体のどの部分でもそうですが、
「使わないと育たない」!
たとえば、固形物を自分の歯でつぶしたり噛んだりすることは、
たとえ全く食べられない子でも、経験として必要なのだそう。
口だけでなく、顔もセットで、感覚を育てることが大切だそうです。

口腔のリハビリはとにかく気長に、
楽しみながら、続けていこうと思えた講座でした。

食事について、何らかの悩みを持っている方の
参考になれば嬉しいです


次回の療育講座は「リハビリについて」の予定で
これまた楽しみです♪



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コメント

Secret

いつもながら、大人が擬似体験できるなんて、ほんとうに私も受講したいと毎回羨ましくレポートを拝見しております(^o^)
あいての気持ちになるには「体験してみる」ってのは本当に手っ取り早いというか、自分じゃない別の誰かの立場だったり状態だったりを想像しにくい時には有効ですよね。
食事のお話だというのに、なんだか最近 療育のクラスの人数が増やされたことで相手のきもちを察するのにちょっとガス欠状態なもので、「こんな風に相手の状態を疑似体験できたら、もっと分かり合えるのじゃないか」って思ってしまいました。(>_<)

クラスでヨーグルト食べさせ合いっこしてみない?って言ってみようかな。

療育講座(食事のこと)2

お疲れ様

こんばんは(o^∀^o)食べる姿勢や声掛けってすごく大事なんですよね。

今は幼稚園で働いてますが以前は高齢者施設にいました。食事介助が必要な方が多かったんですが、職員1人で3人を同時進行だったので声掛けさえ、疎かになっていてスプーンを唇に触れて、ご飯がこれから入るって合図にしていた時期ありました。

でも、食事介助の研修を事業所内でやった時、声がないだけで不安に加え、介助する人に対して恐怖を覚えたんです。たった一言、これから口に食べ物が入るって言うか、言わないかで違いますしね。

後は、前にいた職場で介助する職員で、ご飯残さないで食べれるように、ご飯の上におかずを全部乗せて食べさせていた恥ずかしい事例がありました(>_<)結局は一つずつバランス良く介助するのが面倒って理由でした。それも擬似体験したんですが、なんてことをやっていたとみんなが反省したこともあります。


食事は、本人の持つ機能だけでなく介助する側の努力や心遣いも必要なことだなぁと改めて感じますね

ちまきさんへ

ちまきさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

ほんと、体験してみることで、相手の立場や気持ちを考えることの大切さを実感できるものですね。
相手の疑似体験って、してみたい気がしますね!
自分の想像力だけでは、わからないことっていっぱいありますもんね。

ヨーグルト食べさせ合い、なかなかいいかもですよ(笑)。
なぜかけっこう緊張します。
パーソナルスペースにお互い入り込むからかな?

愛姫☆さんへ

愛姫☆さん、こんにちは☆

なかなか貴重な体験ができました。
ありがとうございます!

ゆあママさんへ

ゆあママさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

食事介助のエピソードを書いていただいて、なるほどと思いながら読みました。
ありがとうございます。

声かけや、食べさせる方法など、
介助のしやすさを優先してしまうと、
介助してもらう側の気持ちが疎かになってしまうことがあるんだなぁと思いました。

子どもも同じですよね。
食事介助に限らず、いろいろな面で、
相手はどんな気持ちになるか、考える習慣をつけていきたいと思います。