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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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療育講座(着替えのこと)

通園施設で月1回開かれる、体験型の「療育講座」。
今回のテーマは「着替え」でした。
おきがえ

最初に、基本事項をスライドを使って学びます。
(かわいいスライドに、ほっこり気分(^^))

◆着替えの持つ意味◆
・親子の信頼関係を築く
・親子で向き合い、コミュニケーションをとる
・一緒にすごす大切な時間

◆着替えに必要な体の動き◆
寝返る・手を前に伸ばす・座る 
 →いろいろな体の動きの経験が、着替えのしやすさにつながる

◆着替えを経験することで得られるもの◆
・自分の手足に気づく
・身体のバランス感覚を養う
・衣服の記事や素材の違いを感じる
・生活リズムや、見通しに役立つ
 (帽子・靴→外出
  脱ぐ→入浴
  パジャマ→寝る など)

以上は着替えについて、OT(作業療法)的な視点で見たものです。
着替えをそんな風にとらえると面白いなと思いました。

着替えに限らず、普段なにげなくしていることの意味を、
こんな風に考えてみるのは、面白いですね。


続いて、お母さん方の体験コーナー。
着替えさせる役(大人役)と、着替えさせられる役(子ども役)に分かれます。
着替えさせられる役(子ども役)は、大きなTシャツを着て、床に寝ころびます。
私は、まず着替えさせらせる役(子ども役)になったので、
床に寝ころび、なるべく体をだらんとした状態で
Tシャツを脱がせてもらいました。

腕はまだいいとしても、シャツを顔から抜かれるときに
顔が引っ張られてしまって痛くて、
反射的に頭を持ち上げてしまいました。

「そうそう、シャツを頭から抜くとき、
皆さんついつい頭を上げちゃうんよね~~」
と、リハビリの先生もおっしゃっていました。

うまく頭を持ち上げられたらいいのですが
それができない子どもたちにとっては、この頭からシャツを抜かれる瞬間は
けっこう苦痛の瞬間かもしれません

家で洋服を脱がせていて、ふたばの顔に洋服が引っかかったら、
「変顔~!」と遊んでいた私。悪い親でごめんねぇ。

次に着替えさせる役(大人役)になって、痛感したのですが
大人を着替えさせるのって、すっごく大変です。
子どもみたいに、抱っこもできないし。
頭を持ち上げるのだけでも、かなりの重さです。

着替えさせられる子どもの気持ちと、
子どもたちが大きくなってからも介助が必要な場合のシミュレーションと、
どちらも体験できました。


みんなで体験した後は、
実際に子どもたちの着替えをしてみて、
リハビリの先生や保育士さんと、個別に介助のしかたを考えていきました。

同じクラスのお子さんたちは、
手足の拘縮・変形があったり、
筋緊張が強かったり、
低緊張で抱き上げないといけなかったりと、
着替えに対する問題はさまざまでしたが、
共通していたのは、腕を袖に通しにくいということ。
腕、ひじが伸ばしにくい子がたくさんいます。


ふたばも同じで、
腕に拘縮があってひじが伸びにくいので、
長袖だと少し着替えがしにくいです。
それから、起きている時はじっとしていなくて
特に仰向けになるのが苦手なので、脱がせるよりも着せるほうが手こずります。

そこでOT(作業療法士)さんとST(言語聴覚士)さんにいただいたアドバイス。

大人が片手でふたばのひじを持ち、
もう片方の手でふたばの手首をゆっくり回す(ほぐす)。

ひじが伸びやすくなる。

ひじが伸びやすく柔らかくなった状態で、着替えをする。
ひじを伸ばすために
さっそく試してみると、少し袖が通しやすくなっていました

また、ズボンの着替えに関しては、仰向けよりも、
うつぶせにした方が着替えさせやすい子も多いそうです。
自分でうつぶせになれない子は、抱っこしてうつぶせ姿勢を取らせます。
うつぶせ状態

これはリハビリの様子の写真なんですが、
こんな風にうつぶせ状態にすると、ズボンの脱ぎ着がしやすい場合があります。



講座の終わりに、OTさんがまとめをしてくださいました。

・ゆっくり着替えの時間が取れる時には、
 声をかけながら、その子の動かしにくいところを動かし、
 柔らかくしてから着替えをすることが大切。

・最終的な目標は、
 着替えの時に子どもが協力してくれるようになること。

・着替えを楽しみ、オシャレも楽しんで、
 どんどん外出しようという気持ちに、親子ともになること。


↑特に最後の1つが、素敵やな~と思いました。


つい、ぱっぱっと済ませてしまう着替えの時間ですが
できるだけふたばと向き合って、
コミュニケーションをとる機会をつくっていけたらいいなと思いました。


洋服については、ふたばは気管切開をしていることもあって
襟のつまった服(ぴったりしたTシャツなど)は着せません。
襟ぐりがゆったりしていて、
胸にボタンが付いているものか、
肩にボタンが付いた洋服を選んでいます。
ボタンつき洋服

ひとみのお下がりも着せますが、
ボタンが付いていて着られそうなものは、お下がりのうち半分くらいかな。
写真の右側、ピンクのTシャツが、ひとみのお下がりです。

袖が通しにくいので、トップスは体のサイズよりも少し大きめを着せています。
1歳半頃までは、ずっと入院していたこともあって、
もっぱらロンパース型のツナギの洋服を着せていましたが
動きが活発になってきたのもあって、
在宅になってからはセパレートの洋服がメインです。
セパレートだとおむつ替えも楽です


次回の療育講座のテーマは、「食事」。
経管栄養のふたばも、学べることがあるかな?

(ちなみに前回の療育講座は、「バギー」についてでした)


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コメント

Secret

毎回のことながら、みっちさんのブログの読みやすさと分かりやすさがすごいです。(>_<)
うちの子も大きくなっていくにつれて、着替えやすくなった部分と、させにくくなった部分があります。
やはりトップスは大き目です。下半身はほっそいので、ちょうどのサイズを買うと背中で這いずるときに脱げていたりします。
小さいサイズだと、股上が足りなくて、これまた「イヤン」な状態になることしばしば。
スカートいいなぁ。
素敵な勉強会ですよね。(^o^)
鏡の前でってのはどうなんでしょうね。変身過程が見られて楽しくないかなぁ。
着替えを嫌がることがあるので、よく「お手手でた〜ポンっ」とか。「 いないいないばあ」って 声かけして頭を出させたりはしてますね。(^o^)今度から少しもんでからにしてみます。痛いところがあったのかも。

ちまきさんへ

ちまきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

そうそう(笑)。
ズボンはちょうどのサイズだと脱げるし、小さいと股上が浅い、ほんとにその通りですよね(^^;)

鏡で着替えの過程を見せて楽しむって、思いつきませんでした!
ちまきさんがされているような声かけや、遊びの要素を取り入れるのもよさそうですね(^-^)


分かりやすいなんて言ってくださってありがとうございます~。講座の内容まるまる横流しみたいな感じですが(笑)、参考になれば嬉しいです☆

うわぁ~!私もすっごく興味ありの内容です♪
バリアフリー子供服のお勉強に生かせそう!!
とっても参考になりました。ありがとうございます。

子どもの立場になって自分で経験するって重要ですよね!
新しい発見や注意する所が見つかってよかったですね☆

うちの次男くんもお着替えの時は、いつもビックリした顔になってます笑。とっても可愛くて私も嬉しくなっちゃうんですが、それってどんな気持ちなのか・・・考えてやってみようと思います。

あと!コメントのお返事にも書きましたが、リンク貼っていただけるなんて嬉しいです♪こっちからお願いしたいくらい~!
ありがとうございます☆

あと!可愛いお洋服GETしたんで、近々勝手にプレゼントしますね♪
気に入ってもらえたらいいなぁ~

そうそう

 あんさんも、着替えの時に腕がめっちゃ通しにくいですe-263そのためおニューで買った服も、すぐに袖のところが伸びちゃいます。

 訪問リハで、手のひらが上向きになるように、ねじりながら通すといいよと教えてもらったのですが、みっちさんが書かれていた、手首をくるくる回すのも、なるほど!と思いました。ぜひ試してみたいと思います。

 そして、あんさんもゆっさんの服が着られないことがけっこう多いんです。仕方がないとはいえ、もったいないと切実に思ってしまいます。あんさんの場合は、腕がとても固いので、前開きの服じゃないと難しいんです。でもサイズが大きくなっていくと、前開きの服って、なかなかないんですよねe-351

 当然、ゆっさんのお下がりのなかにも少ないので、結局買う羽目になってしまいます。ゆっさんのお下がりを着せるって結構楽しみにしてたんですよね。なのでそこはちょっと切なくなりますが、今はあんさんが着心地のいいものを選んであげないとだめですよね。

 ちまきさんと同じく、みっちさんの記事はいつも勉強になりますe-454

 次回も楽しみにしています。きっと、ふたばちゃんのためになるようなお話も、先生方はしてくれると思いますよe-446

miさんへ

miさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

参考になったと言ってもらえて嬉しいです。
次男くんは、着替える時にびっくりする表情を見せるんですね~かわいいんだろうなぁ(*^_^*)視界が変わったり、洋服の感触にびっくりしたりしているのかもしれませんね。

リンクの件、ありがとうございます~☆貼らせていただきます!

お洋服ですか!?いいのかなぁ、すごく嬉しいです。楽しみです~♪

ゆずぽんさんへ

ゆずぽんさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

あんさんも袖を通しにくいですか~。腕の状態に洋服を合わせると伸びてしまいますよね。
そして体が大きくなると前開きの洋服がなかなかないですよね。

ほぐし方にもいろいろあるようなので、あんさんが着替えがしやすくなる方法が見つかるといいですね。

お下がりがもったいない、同じ洋服を着せたかったという気持ち、本当にそうですよね。
着せやすいもの、子ども本人が着心地がいいもの、となると、新調するしかなかったり。

先輩ママさんで、洋服をリメイク(前を切って縫って、マジックテープを縫い付けたり)しておられる方がいるんですが、私は裁縫が全然ダメなので、見習えないでいます(笑)。


食事に悩んでいるお母さん方が、通園施設にとても多いので、次回の講座にはみんな期待しているみたいです。
完全に経管栄養なのは、ふたばだけですが、何かひとつでも学んでこようと思います!

参考になると言ってくださって嬉しいです(^-^)いつもありがとうございます♪