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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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ふたばの祖父母 1 (私の母のこと)

今回のテーマは、
いつか書きたいと思っていたと同時に、
書かないままがいいんじゃないか…とも思っていました。

先日、母の日だったこともあり…
ようやく文章にして向き合ってみることにしました




私は幼い頃から母と仲が良く、
小学校の授業参観のときに
「友達みたいな親子」と、先生や周りの友達によく言われたものでした。

私が高校生の時、両親が離婚し
母と私と、3つ下の弟は、母の実家(四国)に引越しをしました。

母は私よりもミーハーで(笑)、私よりもずっと、国内や海外の芸能人に詳しくて、
実際若いのですが、気持ちも若い人です
離婚で大変な思いをたくさんしたけれど、明るく頑張ってくれていました。


私が大学進学で四国を離れ、関西に戻ってからは
母とはずっと離れて住んでいます。

離れた後も、帰省するたびに、母とはドライブしたり温泉に行ったりショッピングをしたり、
楽しい時間を過ごし、本当に友達のような関係でした

ひとみが生まれてからは、ひとみのことをとてもよく可愛がってくれ、
私たちが四国に帰ったり、母が大阪まで来てくれたりもしました。
母はひとみと遊びながらこう言っていました。

「孫はと~っても可愛い
だって、可愛い自分の子が、頑張って生んだ子なんやで。
自分の子よりもっともっと可愛いものなんよ」


ふたばを妊娠中、切迫早産で入院したときも
母は何日か大阪に来てくれ、ひとみのことを見てくれたり
差し入れを持って病院に来てくれたりしました

私が入院している間、母はたくさんの人に励まされたそうです。
誰かに励ましの言葉をもらうたびに、私に伝えてくれました。

「近頃は、早く生まれても、医療が進歩しているから絶対に大丈夫なんだって。
きっと元気な子が生まれるよ」

「○○さんの孫は24週で生まれたけど、今は小学生で、何事もなく元気に育ってるみたい。
もう24週は超えてるから、安心やね」



ふたばが元気に生まれることを心から信じていたからか、
生まれてきたふたばの状態を、長い間受け入れられないようでした。

「こんなに医療が進んでいるのに、なぜこの子だけ治らないの」

「ミルクを飲めないなんておかしい。お腹をすかせていたら飲めるはず」

NICUに面会に来てもらった時には
「なんでこの手、開かないの」
と、ふたばの指を力ずくで引っ張っていたこともありました。


母とは離れていることもあり、あまり心配をかけたくない思いもありましたが
できるだけ、ふたばのことは、その時にわかる範囲で話してきました。
今のふたばにできないことも、できるようになったことも。
出来る限り、明るくて前向きな話題をしたいと思っていました。

1歳前に寝返りができるようになり、そのことを電話で伝えた時には
「…1歳で寝返りって……普通は歩きだす年齢よ?
もう少しちゃんと医者に診てもらった方がいいんじゃない」
と、ものすごく深刻な空気になってしまいました。

「ふたばのことを考えると、気持ちが真っ暗になる」

「親は先に死ぬんよ。あなたが死んだらこの子はどうするつもりなの?」

と言っていました。

その頃、ちょうど気管切開をどうするか悩んでいる最中だったこともあり、
私はうまく答えられず、母の気持ちを聞くことしか、できませんでした。

母との間に、深い溝ができた気がしました。


それから1年後、母が大阪に来てくれると言うので、
ふたばが療育園にショートステイしている時期に合わせて来てもらい
療育園の中でふたばに会ってもらいました。
私の弟も一緒に。

障害を持った方、お子さんもたくさんいる環境で
明るいスタッフの方々がふたばを可愛がってくれている様子を見て、母は、
「ふたばは、ふたばなりに成長してるんやね。
お母さん、なんだか考え過ぎてたかもしれない」
と笑っていました。

こんな風に母がふたばを笑顔で抱っこしてくれたのは初めてでした。
(隣にいるのは、私の弟です)

母と弟


母は、ふたばを育てている私のことも、すごく心配だったようですが
「定期的にこの療育園で預かってもらっているし、
もしもの時のためにもこういう施設があるから、安心して」
と言うと、本当にほっとしたような表情をしていました。

直接顔を合わせて話してみたら、
母は母なりに一生懸命ふたばのことを受け入れようとしてくれてるのがわかったし、
私はもしかしたらもっと母にうまく甘えられたら良かったのかなって思えたりもしました。


最近、母は再婚しました。
ご主人(と呼んでいいのかな?(笑))にはまだお会いできていないんですが
いつかゆっくり、会いたいと思っています。


(「ふたばの祖父母 2」に続きます)


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コメント

Secret

こんにちわ(*^-^*)

親の想いって、子を想うからこそのことなんでしょうね。
それにしても、本当に仲良し親子・家族なんでしょうね(*^-^*)
うちは、父が私が若い頃に他界したから、もちろんももの事は知らない。
だけどほんと1度だけ夢で「大丈夫だから」って抱っこしてくれたのがすごく鮮明で、起きたら涙が出てました。
うちの母親も、「首すわった?飲むようになった?」とか最初よく聞いてきたけど、日を重ねるごとに「前より表情豊かになったね」とかみっちさんのお母さんのように、ももなりの成長をみてくれるようになりました。

あら、お母さんご再婚されたのですね!
(*゚▽゚)ノ★+☆【祝】☆+★ヾ(゚▽゚*)オメデトvv

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いつのまにか自分も母。

お母さんは、孫のほうが可愛いとは言ってくれていても、やっぱり自分の子が魂のレベルで大好きなんですよね。きっと。
だから、大事な娘の人生を左右するかもしれない赤ちゃんの登場に 冷静ではいられなかったんだと思います。
「この赤ちゃんは 娘にとって敵か?味方か?」くらいの感覚なんじゃないでしょうか。

みっちさんが、折につけ「よく分からない赤ちゃん、じゃなくて私のふたばだよ」って伝えてきたから、だんだん大事な娘の大事な娘だって 魂が納得してきてくれたんじゃないかな(^o^)
もっともっと甘えていいと思います。
頼られるとふんばる力が湧いてくるのが母親ですもんね。
いっぱい話して、情報収集能力を発揮してもらって、ふたばちゃんと行けそうなお店や、遊園地や教えてもらったり♥️
うちは 両方のおばあちゃんが他界しているので、狭間で悩まずにすみましたが。💦
(パパ方のおばあちゃんからしたら、「私の大事な息子の人生が、大変になってしまう原因になるのでは?と、もっと攻撃的になってしますかもしれませんよね(>_<)。母心は 良くも悪くも深いです💦)
きっと 「知らない」 からですもんね。
みっちさんが 心が折れて音信不通とかにしちゃわなかったふんばりが すごいです(>_<)

ゆうべ久しぶりに義母が夢にでてきてくれました。

naoさんへ

naoさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

naoさんが書いてくださったお父さんの夢の話、涙が出そうになりました。
きっと、見守って下さっているんでしょうね。

育児書や母子手帳に書いてあるような、発達のめやすも大事かもしれないけど
その子なりの成長を見ていてくれると、嬉しいですよね。
日を重ねるごとに…これが一番大事なのかもって思いました(^^)

ももたんのように表情が豊かになって(しかも美人度アップして☆)いくのは
お母さんもとても嬉しいでしょうね。

再婚、母は言いにくそうにしていましたが(笑)、
私はずーーっと再婚して欲しかったので、嬉しかったです。
お祝いの言葉、ありがとうございます(^^*)

勇気りんりんさんへ

勇気りんりんさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

またまた、返信が公開されてしまうことをお許しくださいねm(_ _)m

記事を読んで、いろいろと考えて下さって本当に嬉しかったです。
勇気りんりんさんが書いてくださったことで、思い出したんですが
母はずっと私のことを「心配のいらない子」と言っていました。
だから、ふたばのことを受け入れるにも時間がかかったのかと思いますし
私も必要以上に、母には気丈になっていたのかもしれません。

勇気りんりんさんのこれまでのこと、何度も読みました。
きっといろいろな背景があってこその思いがたくさんあったのでしょうね。
その背景から、気持ちをためずに吐き出すほうがいいと思われて実行されているんですね。
吐き出すことで、お母様もお父様もちゃんと理解してくださって協力もしてくださるようになった。
そうですね、こちらが心を開いてはじめて、心が通じるんですよね。

書いてくださったやりとりの中で、勇気りんりんさんがお母様に言い返された言葉、
私もそんな風にぶつけてみたら良かったのかもと思いました。
私も、母に吐き出すことが必要なのかもしれません。
長女体質で、甘えることも本当に下手ですが(^^;
自分を変えるいいきっかけかもしれません。

勇気りんりんさんが書いてくださったご自身のこと、ご家族のこと、
読ませてもらって、いろいろと大事なことを教わった気がします。
また、来てくださいね。本当にありがとうございます(^^)

ちまきさんへ

ちまきさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

「この赤ちゃんは 娘にとって敵か?味方か?」

母の様子は、本当にこんな感じでした!
きっと長い間、まるで「敵」のように感じていた気がします。
ちまきさんが書いてくださってはっとしました。

そうですね、親は頼られると頑張れるものですよね。
もう少し、頼りにしてみようかな?
甘えることは大の苦手なんですけど(笑)

お義母さんが夢に出てきてくれたんですね。
きっと、大ちゃんのことも見守って下さっているんだと思います。

みっちさん、こんにちは(^-^)
この記事にコメントしたかったけど、うまく言葉がでてこず、なかなかコメントできませんでした。
みっちさん、すごいな、と思いました。わかってくれないならいい、ってこっちから引き離したり、怒りをぶつけたりせず、自分だっていろんな気持ちがあるのに、そうやってお母さんのことを考えて。話も聞いて。
私は、ちょっとの間の里帰り、とのつもりで実家にきたのに、生まれてびっくりで、結局1年近く居候してます。私の母は、初め泣き続けの日々で、、、正直こっちが泣きたかったのに、そんなのだから、次々受ける検査のことも不安も言えず、一人で抱え込んでました(とういか、お姉ちゃんに吐露)(^_^;)。結果、母とはどんどん溝ができ、母からは強い、と言われ、また理解してもらえない感じがUPして、でも同じ屋根の下関わらない訳にいかず、悪循環の日々でした。
その後、思いっきりぶつかり、自分だって辛いんだって打ち明けて、かーの誕生を機に母とは今までとは違う次元の関係になれたと思ってます。そして、私も「今の医療技術は〜」話いつもされてます。私はいくら形が治っても、もう普通にはならないこと知っているけど、私の母はいくら言ってもそうじゃないみたいです。
ごめんなさい、私ごとが長くなり。
、、、母世代は障害のある子を目にすることがなく、障害のある子は隠されていた時代だから、受け入れられなくて当然なのかな、と思います。ましてや我が子に生まれ、少なからず自分の責任も感じて、余計にいろんな思いが巡り。私以上にずっと長い時間が必要なのかな、とも今は思います。

みっちさん、うちも両親離婚していて、私には2人の弟います。勝手に、同じく、あまり親には甘えられない気質なのかな、なんて思いました。でも一人では頑張りきれないし、もし私に何かあったら、って考えても、いろんな人に甘えらる方がかーのためになるのかな、と思うようになりました。

まとまらなくなりましたが、なんだか、みっちさん、本当に素敵だな、って思いました(^_^)v
お母さんのことおめでとうございます!お母さんにも頼れる人ができて、姉としては安心ですね(*^^*)

わー&かーママさんへ

わー&かーママさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

そうでしたか。お母様と溝ができたと感じた後に、思い切りぶつかって、気持ちを打ち明けて、
それまでとは違う次元の関係になれたと感じておられるんですね。
打ち明けるのも勇気が要ったと思うし、よく乗り越えてこられましたね。

私も、そんな風に、母と思い切りぶつかってみても良かったのかも、と思いました。

私たちの親世代は、障害のある子が徹底的に隠されていた時代ですよね。
生活の中で接したことがない。
障害と言うと、どうしても乙武さんや辻井さんみたいな、成功している方達のイメージばかりで、
実際に身近にいるはずの、障害を持つ人・子どもを見たことすらない。
受け入れられなくて当然なのだろうなと、私も思います。

わー&かーママさんのご両親も離婚されているんですね。そして長女。
なかなか甘えられないというか、甘える機会もなかったんじゃないでしょうか?
私がそうでした(^^;)甘え方がよくわかりません(笑)。

自分の中でもやもやとため込んでいたのを思い切って吐き出したのが今回の記事でしたが、
わー&かーママさんに、温かい言葉をいただけたこと、本当に嬉しく思います。

お祝いの言葉も、ありがとうございます。
1人で住んでいるとやっぱり心配なこともあるし、母が毎日を共にできる人がいることが、嬉しいです(^^)