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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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集合!気管切開ケアグッズ

1ヶ月に1回の定期受診に行ってきました
受診した時には、
ふたばの在宅ケアに必要な物品を病院から受け取ることになっています。
この物品のことを「診療材料」「医療材料」などと呼んだりします。

物品の支給に関しては、ふたばが通っている病院では
「サプライ室」という部署が担当です。
受診日の一週間前までに、注文書(既定のものはなく、自分で作成)を
サプライ室にFAXしておき、受診時に受け取ります。

物品によって、保険適用でいただけるもの(自己負担なし)と、
自己負担で購入するものがありますが
どの物品をどれだけ支給するか、という判断は
医療ソーシャルワーカー
(MSW:病院内の「医療相談室」や「ソーシャルワーク室」等という名称の部署におられる専門職)
の裁量によります。


同じ病院つながりのママ友さんと、先日、
物品をどこまで支給してもらえているか話したことをきっかけに、
もう少し自己負担する物品を減らせないかと、
担当の医療ソーシャルワーカーさんに交渉したところ
いくつかの物品の負担を減らしてもらえることになりました。
ありがたいです


以前、『退院準備(吸引機など)』という記事で、物品について触れたことがありましたが
個人的に質問されることも増えてきたので、少しまとめて書きたいと思います。

今回は、気管切開のケアに関する物品を紹介しますね☆
(写真に文字が入っているので、拡大して見てくださいね

気管切開ケアグッズ

いっぺんに写真を撮ったので、時計回りに書いていきます

まずは「Yガーゼ」。
気管切開カニューレと皮膚の間に挟む込むもので、
皮膚を保護してくれます。
噴き上げた痰を吸収してくれるものでもあります。
名前の通り、Y字型に切り込みが入れてあります。
1枚ずつ滅菌されているので清潔
1ヶ月に30枚支給してもらいます。



続いて、「吸引カテーテル」(8Fr)。
長さを半分に折って撮影しています。
吸引機に接続して使うもので、洗浄や消毒をして1日1本を目安に使います。
1ヶ月に30本支給してもらいます。

ちなみに「8Fr」と書いていますが、
「Fr」(フレンチ:「フレ」と略して呼ばれることが多い)は
カテーテルの太さ(外径)を表す単位で
3Fr=1mmとされています(Fr表示を3で割れば、mmに変換できますね)。



それから、カテーテル消毒に使う「アルコール綿」。
これまでは、支給してもらえなかったので、
自己負担でカットメン&消毒用エタノールを購入していましたが
これがけっこう費用がかさんでいて…
でも今回交渉してみると、写真の通り包装されたアルコール綿を
1ヶ月に200包(400枚)、支給してもらえることになりました!



次に、「人工鼻」。
(余談ですが、気管切開を受ける前に「人工鼻」という名前を初めて聞いたとき、
パーティグッズのような鼻メガネをまず想像してしまいました…
人工鼻とは、気管切開した方のためのもので
鼻の代わりに加湿や加温をしてくれるものです。
喉に開けた穴に入れている、気管切開カニューレの先に接続して使います。
アゴの下あたりに位置しています。

鼻には、呼吸する時に、加湿と加温をして、気管を守ってくれる働きがあるのですが
気管切開している方は、喉の穴から呼吸をすることになるので
鼻を空気が通ることがないんですね。
だからその鼻の働きを代わりにしてくれるのが、この人工鼻なんです。

泉工医科工業株式会社という会社の製品で、「mera(メラ)」というロゴが入っています。
(創設者の生地・千葉県の布良(めら)が由来らしい)
製品名は「ソフィットベント SV-S」といって、
小児用なので、他の会社の製品と比べるととっても小さいサイズ。
人工鼻

ふたばは寝返りやうつぶせをよくするので
大きな人工鼻・高さのある人工鼻だと、
当たったり、皮膚に食い込んだりして危ないので
いろいろ試した結果、これが最適でした。
小さい分、目詰まりしやすい点はありますが
フィルターが2か所ついているので(1か所だけのものも多い)安心です。
多少、外れやすいのが難点かなぁ。
気管吸引をする時は、この人工鼻をパコッと外して吸引します。
そうだ、この人工鼻には、酸素はつなげませんので注意。

1ヶ月に30個支給してもらっていますが、
1個500円もするので、大事に使って、2日に1回交換しています。



続いて「軟膏(リンデロン)」。
お薬なので、診療材料とは別で処方してもらっています。
気管切開をしていると、気管切開カニューレがあたる穴の部分に
肉芽(にくげ:傷口が治るときに盛り上がってくる肉のこと)ができやすくなります。
肉芽ができると痛むし、大きく盛り上がってしまうとカニューレが入りにくくなったりもします
そこで肉芽予防に、毎日塗っているのがこの軟膏。



そして、気管切開ケアのグッズの主役?「気管切開カニューレ」。
4.5というのがサイズで、単位はmmです。
主役なのに、特に書くことがありません(笑)。
あ、1個5000円くらいします!
1ヶ月に2個支給してもらいます。



最後に、「カニューレホルダー」。
ガーゼを縫って手作りしたものです。
長さ・太さはふたばサイズ

気管切開の手術を受けた病院では、長さを変えられるように、
首の後ろにもう1か所、マジックテープを付けたホルダーを教えてもらって作ったのですが、
寝返りした時などに、すぐマジックテープが外れて、カニューレも抜けて危険なことに
いろいろ試行錯誤した結果、マジックテープを縫い付けただけのシンプルなものにしました。
6本ほど作ってローテーションで使っています。
マジックテープは扱いも簡単だけど、毛布などにくっつきやすいので要注意です。

「ヨレヨレやん!」と笑われそうですが、このヨレヨレが大事なんです!
作りたての、きれいなガーゼやマジックテープだと、かたくて、
首のまわりがこすれて荒れてしまいます。
使うたびに洗濯機で洗って、これくらいヨレヨレになった方が、皮膚には優しい



気管切開ケアに使うグッズは主にこんな感じです。
吸引機に関することは、、『退院準備(吸引機など)』をご覧ください☆

経管栄養に使うグッズも後日紹介したいと思います。


そうそう、これまでの記事もそうなのですが
医療グッズを初め、専門的な言葉だなぁ~ふたばを育てる前は知らなかったなぁ~と思うものには
ちょっとした説明を付けるようにしています
障害児育児をしていない方や医療ケアをしていない方にも
読みやすいものでありたいし、親しんでもらえたらいいな、と思っているためです。
なので、知っている方は、読み飛ばしてくださいね。


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コメント

Secret

こんばんは

 いつもながら、わかりやすい文章、参考になりますe-267

 あんさんも将来的にはきっと、気管切開をすることになると思うんですよね。大きな声で泣いたり、声を出したりするあんさんなので、気管切開になったときには、落ち込むと思いますが、みっちさんの文章を読んでいると、そんな悲観的な気持ちが、薄れていくような気がしますe-446

 それにしても、サプライ室というものがあるんですね。本当に地域によって、病院によっても違いがありますね。

 アルコール綿、もらえるようになって、よかったです。あんさんも、同じ個包装のやつをもらっていたのですが、最近は一つのパックの中に、むき出しのアルコール綿が200枚入っているものに変わっていました。ひそかに、経費削減かしらと思ったものです(笑)

 大事に使おうとする気持ち、わかります。私も、何かあるときのために、予備を置いておきたいので、オリーブオイルで、何とか長持ちさせていますe-440

ケアグッズ、大量ですね。💦
息子の 薬の管理もできていない私。保管や管理は大変なんじゃないでしょうか。
ガーゼの気遣い、わかります。新品だと固いですもんね。
クタクタガーゼは母の愛ですね。(^o^)

「じんこうはな」で合ってますか?すごいネーミングですね。
実際の物からは想像できないです。実物はスマートな形状なのに。
( 代替鼻腔、これも変ね。病院って横文字が多いイメージなので不思議な感じ。)
初めて体験されるお母さんたちの焦りが、このブログを見て少しでも落ち着けるといいですね。病院でいきなり聞きなれない言葉がたくさん出てくると、説明が頭に入りませんから。
私はてんかんの用語が未だにあやふやです。

ゆずぽんさんへ

ゆずぽんさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

あんさん、将来的に気管切開することになると思う、とのことですが、
もし、気管切開だけで、喉頭気管分離術(喉頭分離)をしないのであれば
多少、声は出ますよ。

私も、ずいぶん長い間、気管切開を拒み続けていて
初めて、参考までにと、NICUで気管切開カニューレを見せてもらった時には
「こんな管を小さい体に入れるなんて…」と目を背けそうになりました。
それが今では、こんな風に嬉しげに(笑)、気管切開グッズを紹介しているんですよね(笑)。

カニューレさんは、今では、ふたばの呼吸、生命を助けてくれる大事なパートナーです。

一つのパックの中に、むき出しのアルコール綿、ありますね~!
けっこう使いやすくないですか?エコだしv-221
衛生的には、個包装のものの方が安心かもしれないですが。

そうなんです、すぐに買いに行けないような医療材料は、
手元にたくさん予備がないと心配ですよね。
ひそかに置き場に困っているくらい、いろいろストックしています。


ちまきさんへ

ちまきさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

日頃使うグッズ達は、専用のワゴンに置いて管理しています。
でも、支給してもらった物品を多めにストックしているのですが
けっこう、置き場に困っています(笑)。
押し入れのかなりの面積を、医療物品が占めています(^^;
もっと賢く収納したいです!

ガーゼの気遣い、わかってもらえて嬉しいです☆

「人工鼻」は、「じんこうばな」や「じんこうび」と読みます。
我が家では「じんこうばな」と呼んでます。

名前と、実際の物品とのギャップが大きいですよね(笑)。
心の中では「加湿フィルター」とか 呼んだりしています(笑)。

実際に気管切開を受けるまで、もう何が何だかという感じでした。
習うより慣れろという感じですよね!

てんかん用語も複雑なんでしょうね。
いろいろな人のブログを読んでも、そう感じています。