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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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嬉しかった言葉

ふたばが療育園に入所していた時に、リハビリを担当してくれていた、
PT(理学療法士)のSさんのことを書きます。

Sさんは、療育園の療法士として、勤続30年以上(!)という大ベテランの女性の先生です。

今も、ふたばがショートステイを利用している時にリハビリをしてくれています。

私はこのSさんが大好きで、
ショートステイ利用中に会えたときには、
私の目から見たふたばの体の変化や、ふたばができるようになったことを、
あれこれたくさん話してしまいます。
それに対してSさんはいつも「すごいすごい!」と褒めてくださいます

先月のショートステイの時は、
体を支えて座らせると、おしりをずりずりと動かして方向転換できるようになったとか、
ベビーカーに座っていて、足元に落ちた玩具を拾えるようになってきたとか、
例えばそういう小さな変化を話したのですが、
「自分がこの方向に行きたい、と思ってそんな風に動けることがすごいんだよ」
「拾った後、体を起こすのってとても難しいんだけど、
それができているのは、動きとしてはとても良いね」
などと、言ってくださいました。


なぜSさんが大好きなのかと言うと、
リハビリの腕が信頼できるものだからというのはもちろんなのですが、
ふたばが入所中(1歳半の頃)、
Sさんがふたばにかけてくれた言葉が、
今でも心の支えになっているくらい、とっても嬉しかったからなのです。


冬のある日、療育園では、おもちつき大会がありました。
ふたばが入所中だったので、夫と私と、ひとみも一緒に、おもちつき大会に参加しました。
それはもう大盛り上がりでとっても楽しい会で、
おもちをペタペタついたり、丸めたりするのを、ひとみもふたばも楽しんでいました。

その翌日、ふたばのリハビリをして下さっていたSさんが、
「昨日は、お父さんもお姉ちゃんも、来てくれていましたね」
とおっしゃったので、
「そうなんです。お姉ちゃんもふたばも、とっても楽しかったみたいです」
と答えると、Sさんはふたばにリハビリをしながら、ひとり言のように言われました。

「ふたばちゃん、あなた、とっても幸せなのよ。
お父さんがいてお母さんがいて、お姉ちゃんがいて。
こうやってみんなに囲まれてねぇ。
それってほんとうに、幸せな事なのよ。
良かったねぇ」


私はその言葉を、ただぼんやり聞いていました。

ふたばが幸せ…?
ふたばが幸せかどうか、考えたことは何度もありました。
でも、
「ふたばって、幸せなのかな…?
(幸せなはずないよなぁ…)」
無意識にいつもこんな風に、反語的にしか考えたことがなかったような気がします。

ふたばは今まで一度も笑ったことがないし、
苦しい経験をたくさんしてきたのを見てきたからだと思います。
だから、Sさんが「幸せなのよ」と言ってくれたその言葉を、
その場ではぼんやりとしか受け止められなかったのだと思います。


退院して、自宅で暮らし始めてから、
Sさんのこの言葉は、どんどん重みを増していきました。

ふたばは、Sさんの言ってくれたように、幸せなのかな。
しんどいこと、いっぱいいっぱいあったけど、
少しでも幸せだと思ってくれたことがあったのかな。
それなら…もっと、毎日楽しいことや嬉しいこと、一緒にいっぱいしたいなぁ。
そんな風に思えるようになってきたように思います。

ふたばのことで壁にぶち当たりそうになった時、行き詰まった時、
Sさんの言葉がよくよみがえります。

1年以上経った今では、これまでで言われて一番嬉しかった言葉になりました


みなさん、これまでに、子育ての中で、
言われて嬉しかった言葉や
支えになってくれている言葉って、ありますか?



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コメント

Secret

すてきなお話です。♥️
ふたばちゃんの先生もステキですが、その言葉が耳に届いたってことがステキです。(^o^)
きっと 優しくてステキな言葉は いつも私たちの周りに飛びかっているんでしょうね。
ただ、意地悪なことばや、聞きたくない言葉の方がキャッチャーミットが大きくて
すぐに「!」と気がついちゃう。(^o^)
好きな人の言葉だったからかもしれませんが、その言葉がみっちさんの耳から心の中にまで落ちてきて、そのいみをみっちさんが考え続けたことが いいなぁって。
何度思い出してかみしめても「キュン」となる言葉。
考えたら、うちの旦那さんが大ちゃんと噛みつきあって、「可愛いなぁ〜 ♥️」ってつぶやいていたのが いまだに思い出すと「キュン」となります。
安心します。(^o^)
がんばれます。

こんにちは♪
素敵なエピソードですね~(о´∀`о)
ふたばちゃんは間違いなく幸せですね♪
私もたくさん悩んでたくさん悲しんで、今は、咲太が動けないから、話せないから、障がいがあるから幸せじゃないって思うのは大人が勝手に思うことじゃん!
絶対幸せにする!って思ってます。

私はちまきさんと似てるんですが、仕事から帰ってきて、毎日咲太に可愛ね~可愛いね~って連発してるとこです(笑)
言葉ではありませんが、どんな状況でもみんなに受け入れてもらっているって本当心強いことですよね♪

こんにちは!

ふたばちゃんが幸せなように、私もあんちゃんを幸せにしてあげたいって思います。
表現できなくても楽しいとか嬉しいとか幸せとかいつか感じられたらあんちゃんが生まれてきた意味があると思って。
他の子たちより明らかにしんどいことや辛いことの多い人生ですもんね。

私もあんちゃんの障害がわかって間もない頃、悲観的なことを言わないパパに何で?って聞いたことがあります。
その時「自分の娘には変わりないから」って言ってくれた言葉で頑張ってこれたように思います。

みなさん書かれているように受け入れてもらえるって大事だなぁと思います。
そんな味方をたくさん作ってあげたいですね。

ちまきさんへ

ちまきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

キャッチャーミット。
さすがちまきさん、ナイスな表現ですね!
優しい言葉、嬉しい言葉をキャッチするアンテナを持っていたいですよね。

旦那さんの言葉、
もしかしたら旦那さんからしたら何気ない言葉だったかもしれませんが、素敵です☆
旦那さんの子どもへの愛情を感じると、やっぱり母としてはとても嬉しいですよね(^^)

こんにちは

 言われて嬉しかった言葉かぁ…。

 いろいろと考えてみたのですが、すぐには浮かんできませんでしたe-263

 きっと、嬉しい言葉はたくさん言われているんだと思うんですよね。けれど、それが自分の中には残っていないというか、きっと素直に受け取れないんだと思います。

 あんさんに関しては、「生命力が強いね。」とか、「頑張ることができる、強い子だね。」と言われると、嬉しいし、その言葉は覚えているんですが…。

 私に対して、「お母さん、えらいね。」「お母さんを選んで生まれてきたんだね。」などという言葉には、きっと反応できないんですよね。同じ境遇の方から言われない限り。相変わらず、ネガティブですみませんe-455

 でも、みっちさんにかけてくださった、先生の言葉はとっても素敵だと思いました。間違いなく、ふたばちゃんは幸せだと思いますe-454

 私にかけてくださった言葉ではないのですが、支えになっている言葉があるとしたら、「どんなに障がいがあっても、わが子がかわいくてたまらない。この子がそばにいてくれるだけで幸せ。」という、同じ境遇の先輩ママさん達の言葉かな。

 こんなお母さんになるぞ、家族で幸せになるぞ、頑張ろう。と思えます。 

ちゃぱるさんへ

ちゃぱるさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

ちゃぱるさんの書いておられた「絶対に幸せにする!」いう言葉、胸に残りました。
子どもが幸せかどうかを、大人が決めつけるものではないですね。

みんなに受け入れてもらえている安心感、子育てではとっても大きなことですよね。
特別な言葉ではなくて、毎日毎日の積み重ねが、安心感につながるのかもしれませんね(^^)

みんなで育てて、みんなで可愛がる。どんな子どもでも、そうやって育ててあげたいですよね。

はくじゅさんへ

はくじゅさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

生まれてきた意味。本当にそうですよね。
あやすと笑う、親を求めて泣く…というような表現がたとえできなくても、
他の子どもたちよりしんどいことが多くても、
きっと、嬉しいとか楽しいとか、心地いいとか、そんな感情がどこかにあるんだと思います。

はくじゅさんの旦那さんの「自分の娘には変わりないから」という言葉、
読んでいてじーんときました。
旦那さんも、きっといろいろな思いをして、はくじゅさんとはまた違った立場で、
あんちゃんのことを愛しておられるのでしょうね。素敵です。

味方がたくさんいるのは、素晴らしいことですね。
みんなで育てて可愛がっていきたいですよね。

ゆずぽんさんへ

ゆずぽんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

あんさんの頑張りを褒めてもらえるのは嬉しいですよねv-22

実は私も、「お母さんを選んで生まれてきた」という言葉を、
同じ境遇ではない人から言われるのは好きじゃないんです(^^;
「みっちさんだからできるんだよ。私なんか、ぐーたらだから無理無理」などと言われることがありますが、
そう言われると、「子どもが元気な私には関係ない」と言われたような、
突き放されたような気分になって、
それ以上話をしたくなくなったりします(ひねくれ者かもしれません(笑))。

こんなお母さんになりたい、頑張ろうって思える言葉、いいですよね。
目標があるって、やっぱりいいことです。

私も、いろんな人と話したり、ブログを読んだりして、
「こんな風に強くなりたい!」と思うこと、多々あります。
もちろんゆずぽんさんも、その中の1人です(しかも、私の中でかなり大きな存在v-290)。