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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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看護師&ドクター、緊急訪問

穏やかな春の日、
通園施設の入園進級式とプチお花見を終え(前回の記事)、
家で過ごしていたときのこと。
時刻は17時くらいでした。

寝転んでいるふたばを見ると、
経管栄養の栄養カテーテル(鼻チューブ)が、10cmほど鼻から抜けているのに気づきました。

遊んでいるうちに、ほっぺにカテーテルを固定しているテープが緩んでしまっていたみたいです。

こういうことはよくあるので
いつものように、途中で抜けた状態からカテーテルを押し込んで入れました。

するする入ったので、特にシリンジで胃の音を聞く確認はせず、
もうすぐやってくる18時の注入前に、確認しよう~と思っていました。
(ここで怠ったのがいけませんでした)

夕食の準備などしつつ、
18時になり、ふたばの注入の用意にかかろうと、
さぁシリンジで音と胃残をチェック…と思ったら
ふたばの口から流れたよだれの中に、血液が。

えっ!?と不思議に思いながらシリンジで胃に空気を送ってみようとしたら、
なんと空気が入らない。

シリンジを押しても強い抵抗があり、まったく空気が入りません。

さっき、ちゃんと胃に入っていなかったんだと気づきました。

そこでカテーテルを全部抜き、はじめから入れ直すことにしました。


でも何度やっても、入らない。
途中でつっかえてしまって、先に進まない。
体勢や角度を変えてもダメ。

そのうち、口からも気管切開部からも出血し、
栄養カテーテルが気管のほうに入ってしまうからか、むせるようになり、痰が溢れだしてきます。

もともと前日の発熱に伴って、痰がずるずるなのもあって、
栄養カテーテルを入れながら気管吸引し続けないといけない状況になりました。

手が2本では足りません(T_T)

ふたばはとても辛そうで…
嫌やんな、痛いよな。ごめんな。
でもカテーテルを入れないと水分も栄養も取れません。


途方に暮れ、訪問看護師さんに電話で相談。
訪問時間外なのに、駆けつけてくれました。

でも看護師さんがしてくれても、やっぱり入らない。

看護師さんは往診のドクターに連絡を入れてくれ、
ドクターには、看護師さんが帰られた後、来ていただくことになりました。


栄養カテーテルを入れる手技は自分にはある程度、身についていると思っていたし、
入らなくてヘルプを出すなんて初めてのことでした

なんだか情けなかったです。

それでも看護師さんが来てくれたことで、どれだけ気持ちが落ち着いたことか…


ドクターはまず体の状態観察(サチュレーションを測ったり胸の音を聞いたり)をしてくれたうえで、
栄養カテーテルを慎重に入れてくれました。

さすがドクター。
すぐに入りました。

どうやらカテーテル自体の先が曲がっていて
胃に続く道のどこか(食道の壁など)に当たっていたために
シリンジで空気を入れたときに抵抗があった、
それから鼻腔がカテーテルで傷ついて、出血してしまったのだと思うと説明してくださいました。


栄養カテーテルのサイズを6Frから8Frに変更したばかりですが、
カテーテルが太くなった分、コシがあるため
一度曲がるとまっすぐに伸ばしにくいことがわかりました。
(←冷静に考えればわかることなんですが…
今まで長らく使っていた6Frの感覚が身についているせいか、気がつかず…(--;)

栄養カテーテルから胃残を引くと、ココアのような、血液混じりの色のものがいくらか引けました。

これまで、ふたばの呼吸がとてもとてもしんどい時に見てきたのが、その色でした。
呼吸が辛すぎて胃から出血したとき(胃潰瘍の状態になったとき)の色。
最近では、ふたばが入院するレベルでしか見なくなったその色。

「この色の胃残を見ると、どうしても入院レベルまで状態が悪くなってしまったのかと思ってしまいます」
ドクターに話すと、
「この色は、状況からすると、カテーテルで粘膜が傷ついたときに出血したものが胃に落ちて、
それが引けてるんじゃないかなぁと思います。
胃からの出血とは考えにくいかな。
それに、出血は、ずっと続くようなことがなければ、大きな心配はいらないですよ」
と言ってくださったのでとりあえず一安心。

そのあとは、生理食塩水を胃に流してはシリンジで引き、流しては引き、を繰り返す
「胃の洗浄」をして、胃をきれいにしてもらいました。


「カテーテルが抜けてヘルプを出すなんて…初めてのことです。すみませんでした」
と話すと
「とんでもない。こんな状態になったら、医療者の手が要るので、
いつでも連絡してくださいね。
いつもならスムーズに入るものでも、
体調の問題で粘膜がむくんでいることだってあるし、
そうなったらもう、仕方がないからね」
と、言ってくださったドクター。
なんと、お優しい(T-T)

もともと、熱と、痰ずるずるだったことが原因でもあるからと、
抗生剤などのお薬を処方してくれ、
「このへんだと、○○(某大型スーパー)の中に薬局があって
そこなら22時まで薬を処方してくれるはず」と言って
その薬局に連絡を入れてくれ、FAXを流しておいて来店したらすぐに受け取れるようにしてくれました。

ちょうど帰ってきた夫が、薬を取りに行ってくれました。

夜遅くまで開いている調剤薬局があったことも知らなかったので本当に助かりました。

往診のドクターや訪問看護師さんの存在がなかったら、
ひとみも連れて、病院の救急にかからないといけないところでした。

「スーパーマンみたいに、すぐに駆け付けることができたらいいんだけど、
どうしても他の訪問もあったりして、時間がかかってしまいごめんなさい」だなんて
ドクターは言ってくださったけど、
私からしたら、じゅうぶん、スーパーマンです!!
(↑これは実際には言えなかった一言、(笑))



日々ケアをしていると、つい手を抜いたり、怠ってしまったりする。
もちろん、手を抜いてゆとりを持つことも大事なんだけど
今回はふたばにしんどい思いをさせてしまいました。

体調不良の時や、
今回のカテーテルのサイズのように、変更があった時には、
初心に戻って、慎重になることが必要なんだと痛感しました。



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コメント

Secret

No title

大変という言葉では済まされないような出来事が起きていたんですね・・何事もなくよかったです。
私もみっちさんにとってのスーパーマンになりたいものです。

心配しましたね

 それは大変でしたね(>_<)ふたばちゃん、その後体調はいかがですか?

 それにしても、みっちさんも、訪看さんも、入れられなかったチューブを入れてしまう先生の存在が、何て頼もしいこと!!

 本当に腕のいい先生なのでしょうね。今、申請中ですが、まだ訪問看護のサービスを受けられていないあんさんにとって、訪看さんはもちろんですが、その先生の存在がとても羨ましいです(*´∇`*)本当にスーパーマンみたいです!
 
 でも、みっちさんのお人柄があってこそ、そうやって、みんなでふたばちゃんを支えていこうとする体制が出来上がるんじゃないかと、ブログを読みながら感じました。

 その子の生活の質が保てるような、ケアを続けるのには、本当にいろんな要素が必要になってきますよね。私も今は、あんさんがこれまでと違ったことも多いので、いろんなことに慎重になっていますが、時間が経つと、おろそかになってしまうことも増えてくると思います。

 なので、みっちさんの記事に、そうだよなぁ~と頷いたことでした。

 今回のトラブル、心配されたでしょうが、ますますみっちさんがふたばちゃんマスターになるきっかけになったんじゃないかとも思いました(*´∇`*)

 

No title

手に汗握ってしまいました。
いつものようにいかない時。そんな時の赤色は、とても不安をあおります。(>_<)不安になると、いつもなら気がつくことが気づけなかったり、焦りすぎてますます不安になります。
べつに塞がっていないんでしょうが、気持ちは八方ふさがりです。
そんな時に扉を開けてきてくださる先生は、ほんとうに後光が見えます(>_<)
しかも爽やかな対応。
お写真撮って、お守りにしたいくらいです(⌒-⌒; )
見たら落ち着けそうです。
みっちさん、おつかれさまでした。

No title

こんばんわ。

何度読んでもドキドキする。
それにしても、素敵で頼もしい訪看さんとドクターですよね。
だけど、本当に大事にいたらなくてよかったぁε-(´∇`●)ホッ

うちは使ってないけど、もしもの時に時間外でもすぐにかけつけてくれるところがあるっていうのは、本当に心強いですね。
とてもうらやましい・・

だけど、みっちさん落ち着いて対応できてすごいですよ!!
だけど、出血は焦りますよねー。

色や臭いで胃酸に浴びたとか、量とかだいたいわかるようだけど
うちも胃ろうにしてるこよりに、ドス黒い塊がいたときは焦りました。
恐らく、風邪ひいてたときで吸引いっぱいで鼻血も出てたので、その出血が胃ろうの穴から出てきたっぽのだけど。

初心忘れべからずですね☆
私は手抜きだらけだけど、ちょっとみっちさん見習って少しはちゃんとしたいと思います!

うらせさんへ

うらせさん、こんにちは☆
コメントありがとうございます。

命にかかわるようなことではないにしても、
チューブがないと家では栄養も水分も摂れないということの大変さに
今更ながら気づかされた思いでした。

スーパーマンになりたいだなんてありがとうございますv-22
共感してくださるだけで充分、救われます(^^)

ゆずぽんさんへ

ゆずぽんさん、こんにちは☆
コメントありがとうございます。

ふたばは発熱はないものの、痰の状態がずっと悪いです。
あんさんの不調とのこと、心配ですね。
でも不調のときも、ふたばやあんさんばかりに手を取られ過ぎるわけにもいかないので
バランスが難しいですよね。

そうなんです、本当に頼りになる先生で…
私は気持ちがピリピリしていたのですが、いい感じでなごませてくれるような雰囲気もある先生なんです。

何かあったら家族総出で病院の救急へ!なんてことをしなくても、
家でできるだけのケアを助けてもらえることは、本当にありがたいことだと思います。
あんさんの近くにも、家でのケアや生活を助けてくれるサービスがもっとあるといいですね。
小児の在宅を支えるサービスはまだまだこれからなんだと思います。

私にはそんな人柄があるとはとうてい思えないのですが(笑)、
ふたばが頑張って元気でいてくれることが、周りの人を動かしてくれているのかなぁと
親バカですが、感じています(^^) 

ふたばマスター!そうですね、1つトラブルを越えるたびに身についていくこともありますよね。
もともと経管栄養の管理は得意ではないので、これを機に、もう少し慎重にケアするようにしたいです。

ちまきさんへ

ちまきさん、こんにちは☆
コメントありがとうございます。

そうなんですよ!うまくいかないときの血液の色といったら、本当に心の底から不安になって、
それで焦ってますますうまくいかなくて。
八方塞がり、まさにそんな気持ちでした。

先生はとても爽やかでユーモアもあり、頼りになります。
ただ毎日忙し過ぎると思うので、倒れないでね先生!と祈るばかりです。
写真を撮ってお守り(笑)。それ、いいですね(笑)。

春らしい陽気から一気に寒くなりましたね~。
大ちゃんとお姉ちゃんはお変わりないですか?

桜も、雨続きでずいぶん散ってしまいましたi-267

naoさんへ

naoさん、こんにちは☆
コメントありがとうございます。

そうなんです、本当に頼りになる先生と看護師さん。
今回のことは命にかかわるようなことではないにしても、
チューブがないと栄養も水分も自宅で摂ることができないことを
あらためて気づかされた出来事でした。

私、全然落ち着いて対応していなかったです(笑)。
パニクりまくっていましたよ(笑)。

ももたんもドス黒い塊がついていたことがあったんですね。
あの血液の色…鮮血もだけど、古い血液の色は心の底からぎょっとしてしまいますよね。

naoさんが手抜きだなんてこれっぽっちも思わないです!
いつも冷静に対応されてて、きちんとされていると感じてます。
でも慣れてくると、どんな人でも初心のような丁寧さや慎重さはなくなっていきますよね。

経管栄養の管理はもともと得意ではないので
今回のように変更があったときには特に、気をつけないとと思いました。

ドキドキ。。
そんなことがあったんですね>_<
入ってたのが入らないとなると
焦るし、また血液が混じってくる
なんてかなりドキドキですっ
でもほんとにスーパーDr.ですね。
安心させてくれる言葉がけと
的確な処置でみっちさんの
安心したお気持ちよーく
わかります。
私もここ最近往診のたび
Dr.の前で泣いてしまってるので
その度にあったかいアドバイスや
共に共感してくれてゆっくり
お話ししてくれるのが、ほんとに
ありがたいです。
ふたばちゃんのスーパーDr.も
素敵☆
無事カテーテルが入って良かった(*^^*)

miinaさんへ

miinaさん、こんにちは☆
コメントありがとうございます。

本当に焦りました。しかも出血までさせてしまって。
でも往診の先生が処置して、言葉がけをしてくださって助かりました。

miinaさんは往診の先生の前で泣いているとのこと、大丈夫でしょうか。
でも先生はアドバイスや共感をしてくださるんですね。
ありがたい存在ですよね。
往診って、病院に受診に行くのとは少し違って、気を張らなくていいからか
いろんなことをしゃべってしまいます。
miinaさんもきっと、その先生は心を許せる存在なんでしょうね。

また、ブログを読みに行きますね。

春になったと思ったらまたかなりの寒さ…
miinaさんもecoちゃんも体調に気を付けてくださいね☆