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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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保育園の送迎2

(前回の記事「保育園の送迎1」の続きです)

保育園の送り迎え以外にも、日常の買い物などで、ふたばを連れて毎日外を歩きました。
大人の方の反応もいろいろでした。
一番言われるのは、「かわいそう」という言葉です。
初対面で、ベビーカーに乗っているふたばを見て、
何もこちらに尋ねることなく一方的に発せられるこの言葉…


毎日、いろいろな人とかかわっていく中で、
街の人々は、障害のある子に対して別に「理解がない」のではなく、
ただただ「見慣れていないだけ」なんじゃないかと感じるようになりました。
ふたばに対して抵抗なく関わってくれる人は、
たいてい「身近に障害を持つ人がいる」という人が多いように思います。
また、年配の方であればあるほど、障害を持つ人や子どもと接した経験が少ないようです。
昔は、障害を持つ子どもが徹底的に隠されていた時代もあると、本で読みました。


特に小さい子どもは、ふたばのことを珍しくて見ているようです。
自分とは違う表情。
自分にはついていない不思議なもの(チューブなど)がふたばにはついている。
自分は歩けるし話せるけど、ふたばはできない。
それが単に「ふしぎ」だと感じているみたいです。

そんな子どもたちから発せられる素朴な質問に、私はちゃんと答えていこうと思いました。

「なんでこんなの(鼻チューブ)つけてるん?」と聞いてきた子には
「ミルクがうまく飲めないから、ここからミルクを飲むよ。
これはおなかにつながってるんやで~」

「なんでそんな機械(吸引機)を使うん?」と聞いてきた子には
「○○ちゃんも風邪をひくと、たんがゴロゴロすることがあるやん?
これを使うと、ゴロゴロがスッキリとれて楽になるからねー」というように。


4~5歳の子どもたちは素直に聞いてくれるし、心配したり、かわいがったりしてくれます。
手動の吸引器を使って吸引しているのを見ると
「僕もやってあげる!」などと手伝ってくれる子も出てくるようになりました

「変な顔!」「死んでる!」と言ってくる子どもには
「ほっぺたが固くてニッコリ笑えないけど、心の中では笑ってるから安心してね!」
「大丈夫、ちゃんと生きてるよー!手も足も、動くよ~」
などと言って明るく返しています。

「そんなこと言わないでね」とは言わないようにしています。
小さい子だって、一方的に否定されたらイヤだろうから。

「かわいそう」と言う子どもには
「どうしてそう思うん?」と聞いてみたりもします。
「だって、しんどそうな顔してるから」という答えがよく返ってくるので
「心配してくれてるんやなぁ、ありがとう。でも、大丈夫やで。
元気やし、みんなに囲まれてゴキゲンみたい~♪」
と説明しています。

そんなこんなの毎日のくりかえしで、
今では保育園でもいろんな子が関わってくれるようになってきました。
前にカバーを顔にかぶせてきた子も、いつからかふたばの手を握って遊んでくれるようになりました。
大きくなってきたら、また子どもたちの反応も変わっていくのかもしれないけど、
その時はまたその時で、対応を考えよう

地域の人たちにふたばが受け入れられることは、
ひとみにとっても、きっと良いこと。

ひとみがこれから先、大きくなっても、ためらうことなく
「ふたばっていうよ~!ひとみの妹!」
って堂々と言える、そんな環境を、つくっていきたいなぁ。



先日、リハビリ通園の帰り、バスに乗ったのですが、
近くに座った年配の女性がふたばのことを見てきました。
そして隣にいるご友人らしき人に「見て見て、この子」と話しかけているので、
また「かわいそう」と言われるのかな、と反射的に思ってしまいましたが、
「目がきれいね~!キラキラして。もう私らにはない輝きやね~(笑)!」
なんて2人で話しているのです。とても嬉しかった


人目のことで悩んでいた時期に、ある人が言ってくれたことがあって、それは
「好奇な視線ばかりじゃないと思うよ。
“お母さん頑張れ!”っていうエールかもしれないし、
“何か手助け出来るかな?”と考えている人の視線もあるんじゃない?」
という言葉です。

言われた時はピンとこなかったのですが、実際、手助けしてくれる人はたくさんいるし、
温かい言葉をかけてくれる人もたくさんいます。
この言葉が、後からじわじわと自分の中に入ってきてくれた気がします。


自分からバリアを張らないようにしよう、と常々思います。
他の人に対して「理解がない」なんて自分からシャッターを下ろさないようにしよう、
バリアフリーとよく言うけれど、当事者である自分自身がまずバリアを張らないようにしようと。
できるだけ自然に、オープンに(^^)が、目標!!



ただ私にも一つ課題があって…
ふたばが2歳になった今でも、
元気でニコニコ笑って歩いている幼い子を見ると、辛くなる時があります。
心の中では無意識に、その子とふたばを比べているんだろうなぁ。
自分は、まだまだだなぁ~…と思います
こういう気持ちはどうやって落ち着かせていけばいいんでしょうね。


立春を過ぎ、これからどんどん外出が楽しくなる季節ですね
気持ちのよい外出のために、皆さんが心がけていることなどあればお聞かせください☆


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コメント

Secret

こんにちは

 前回の記事も読み、胸が痛くなりました。

 私もゆっさんが、あんさんのことで、周囲から嫌な思いをさせられたりすることだけは避けたいと思っています。

 と思いながらも、みっちさんのように行動はできず、堂々とあんさんを外に連れ出すこともできず、自分の小ささが本当に嫌になりますe-441

 子どもは純粋なゆえに、ときにはストレートに言葉をかけてきますもんね。子どもの言葉だからと言って、受け流せるかというと、我が子のことですからそうもいかず…。

 これからの私の大きな課題だなぁと思います。みっちさん、すごいなぁ。尊敬します。

 私なんて、甥っ子以外、あんさんと同じくらいのお子さんを見かけると、見ないふりしてます(笑)「あんさんはあんさんだ」と自分に言い聞かせるくらいで、羨ましいという思いはずっと消えないだろうと思います。

 それでも、あんさんが生まれたからこそ、得られたもの、知ったことはたくさんあって。もし、ゆっさんがふたばちゃんを見かけたら、抵抗なく親しみをもってかかわっていけると思う。(親ばかでごめんなさいe-263)それだけでも、貴重な貴重な財産だと思います。

 あっ、またネガティブなコメントになってしまいましたがe-351ふたばちゃんがまだ2歳なのに、そこまで前向きに頑張れるみっちさんは本当にすごいと思います。

 だから少しぐらい課題があっても全然いいと思います。みっちさんなら、自然にその課題もクリアしていけるだろうから。これからも応援していますe-446

ゆずぽんさんへ

コメントありがとうございます☆

きょうだいがいるからこその喜びもあれば、悩みもありますね。

あんちゃんが生まれたからこそ、得られたもの、知ったことはたくさんある、と書かれていましたが
それって本当にとても大事な貴重なことなんですよね。
ゆっちゃんにとっても。

うちの場合、療育園によくひとみを連れて行って、たくさんの利用者さんを見てきたおかげか、
街で、障害を持つ人や子どもを見ても、不思議に思ったりしないようです。


少しぐらい課題があっても全然いい…と言ってくださってなんだか楽になれましたv-48
本当にいつもありがとうございますv-22

はじめまして♪

私にも、11才になる脳性麻痺の息子がいます。早産で29週で生まれました。

今でも、息子の同級生をみるとこんな風に走ったり、サッカーしたりしてたんだろうなって、考えることはあります。。。

いちごさんへ

いちごさん、こんにちは☆
はじめまして。コメントありがとうございます。

息子くん、11歳なのですね!ふたばの大先輩ですね!
29週。ふたばは27週だったのですが、体重も1kg前後くらいだったのでしょうか。

同級生を見ると、考えてしまうこと、ありますよね。

私は、ふたばと同じくらいの年齢というよりももっと下、よちよち歩きの赤ちゃんを見るといろいろ考えてしまいます。

また、良かったら遊びにいらしてくださいね(^^)