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とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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ひとみの生活発表会

先週末、ひとみが通う保育園の生活発表会がありました。

発表会に合わせて、ふたばは療育園にショートステイ中。
たいがいの行事には一緒に連れていくのですが
発表会はほかの行事とは違って、
大勢の家族が1つの部屋にぎゅうぎゅう詰めになり(小さい保育園で、ホールなどがないのです)
みんなビデオ撮影をしているので、吸引機を使うことはさすがにはばかられる…
というわけで、ショートステイをお願いすることにしました。

ひとみのいる年長クラスは、プログラムもりだくさん。
合唱が2つ・合奏・鍵盤ハーモニカ・劇です。

どれもピシッときまっていて、年長クラスらしい舞台でした。

合奏の楽器も、年長クラスだけは自分の希望の楽器を選びます。
ひとみは、希望者が多かったためじゃんけんで勝ちとった鉄琴。
その鉄琴は、とてもきれいな音色で、上手に弾けていました。
保育園最後の発表会

(画像は故意にぼかしてあります)


生後7ヶ月から保育園に通っているひとみ。
お友達も、もうほんとに小さい頃から知っていて
舞台に上がると泣いていた子もいれば
どうしてもセリフを言えない子もいました。
けれどさすが、年長クラス。
それぞれのセリフ、立ち振る舞い、とてもかっこよく、
みんなで言う長い長いセリフも、ハキハキばっちり言えていて、感動!!!
しかも、劇の内容が『泣いた赤おに』。

知らない人、思い出せない人のために…
簡単にあらすじを書きます。


**************************************************************

山の中に、一人の赤おにが住んでいました。
赤おには、人間たちとも仲良くしたいと考えて、自分の家の前に
「心のやさしいおにのうちです。どなたでもおいでください。
おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」
と書いた、立て札を立てました。
けれども、人間は疑って、誰も遊びにきませんでした。

赤おには悲しみ、くやしがり、腹を立てて、立て札を引き抜いてしまいました。
そこへ、友達の青おにがたずねて来ました。
青おには、わけを聞いて、赤おにのために次のようなことを考えてやりました。
「青おにが人間の村へ出かけて大暴れをする。
そこへ赤おにが出てきて、青おにをこらしめる。
そうすれば、人間たちにも、赤おにがやさしいおにだということがわかるだろう」
と言うのでした。しかし、それでは青おににすまない、としぶる赤おにを、
青おには、無理やり引っ張って、村へ出かけて行きました。

計画は成功して、
村の人たちは、安心して、赤おにのところへ遊びにくるようになりました。
こうして、赤おにには人間の友達ができました。
赤おには、とても喜びました。

しかし、日がたつにつれて、気になってくることがありました。
それは、あの日から訪ねて来なくなった、青おにのことでした。
ある日、赤おには、青おにの家を訪ねてみました。
青おにの家は、戸が、かたく、しまっていました。
ふと、気がつくと、戸のわきには、手紙がありました。

「赤おにくん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。
もし、君が、このままぼくと付き合っていると、
君も悪いおにだと思われるかもしれません。
それで、ぼくは、旅に出ます。長い長い旅になるかもしれません。
ぼくは、いつまでも君を忘れません。さようなら、体を大事にしてください。
どこまでも君の友達、青おに。」

赤おには、だまって、それを読みました。二度も三度も読みました。
戸に手をかけて顔を押し付け、なみだを流して泣きました。

**************************************************************


子どもの頃に読んだことはあったけど、
大人になって改めて読むと、なんだか深くて、なんて切ない話なんだ~…と泣けます。
これを可愛い年長クラスが一生懸命演じていることだけでも感動なのに
劇の最後には『友達はいいもんだ』という曲を歌う…
泣けます(T_T)

ひとみにとって、人生ではじめての社会だった保育園。
毎日、一緒に過ごし、いろいろな経験を一緒にしてきたクラスの仲間。
ひとみだけでなく、ふたばにも優しくしてくれるクラスの友達。
もうすぐ、それらに別れを告げ、みんなそれぞれの小学校に入学します。
そう思うと、なんだかじーんときてしまいました。

ひとみも、みんなも、この劇のように、この歌のように、
いつまでも、友達を大切にして、いろんなことを分かち合える仲間を作って、
大きくなっていってね。
親では支えられないこと、友達とじゃないとできないこと、
これからどんどん増えてくる。
いつか、
空の色を感じられないほど、
自分の築いてきたものがすべて崩れ落ちるかと思うほど、
つらくなる日がくるかもしれない。
そんなとき、支えてくれる友達が、そばにいてくれますように。
お母さんやお父さんは、みんなの後ろから見守っているよ。


素晴らしい発表会を終え、外に出ると、
緊張から解放された子ども達の、いい笑顔!
ほんとによく頑張ったね


その間、ふたばも、療育園でリハビリを受けたり、
元気に機嫌よく過ごしているようでした


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ひとみの生活発表会

生活発表会お疲れ。ショートどう?

発表会の劇、考えさせられる内容ですね。じ〜んときました。小さい頃に読んだお話を大人になって読むと、こんなにも深い話だったんだと思うこと多いですよね。国語の教科書で、色々なジャンルの文章を読んで、退屈だなと感じたり、内容に引き込まれたり。本が好きになったきっかけは子供時代の国語の授業だったような気がします。

ひとみちゃんもふたばちゃんも、それぞれの場所で、また1つ経験を積んだんですね。うちはショートステイを利用するのはまだまだ先になりそうです(^o^)抱っこしてないと泣きまくるし、暴れてベッド柵にガンガンぶつかるから傷だらけになりそうです(笑)

愛姫さんへ

愛姫さん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

発表会が無事終わって良かったです。
ショート中に、クリスマス会もあり楽しめました(^^)

あかみらさんへ

あかみらさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

子どものときに読んだお話、大人になってから読むと、
びっくりするくらい受け止め方が変わっていたりしますよね。

あかみらさんも本を読むことが好きですもんね~(^^)
国語の教科書で好きだったお話、印象に残っているお話はありますか。
私も国語の教科書から本好きが始まった気がします。
新学期、国語の教科書を受け取ったら、
最後まで一気に読んでいました。

教科書で知ったお話では、
『ちいちゃんのかげおくり』という戦争のお話は大人になってから絵本を買いました。
他にもたくさん、印象に残っているお話があります。
『泣いた赤おに』も、小学校2年生だったかな、教科書に載っていたこともありました。


みらいちゃんは抱っこが大好きですもんね。
暴れてしまいそうとのことで、外泊はちょっと難しそうかな?
きっと、その子の状態を見て、
安全な場所や方法を考えて過ごさせてくれるとは思いますが…
ナースステーションから一番近いお部屋だったり
夜もスタッフのいるプレイルームで過ごしたり…など。
もしかしたら、日中預かりのほうがスムーズかもしれませんね。