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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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療育講座(姿勢保持のこと)

通園施設で開かれる、月1回・体験型の「療育講座」。
今回のテーマは「姿勢保持のこと」でした。

講師はPT(理学療法)の先生です。

まず最初に、基本事項を学びます。

◆なぜ、座るのか?
 座ると…
  ・頭が上げやすい
  ・見えやすい
  ・手を使いやすい
  ・呼吸しやすい
  ・社会に出る(人と同じ目線でものを見る/移動できる)
  ・休憩する

◆姿勢を見るポイント
  「支持基底面」
  =「支持」する「基」となる、身体の「底」の「面」のこと。
  つまり、身体を支えるために、床と接している部分。
支持基底面

  この写真の場合は、赤線の部分で、
  椅子と接している部分+床に接している部分。
  支持基底面が大きいほど、姿勢は安定する。
  小さいと、姿勢は不安定になり、バランスをとる力が必要になる。
  また、支持基底面の中に、重心があると、安定する。

◆子どもたちの椅子
 「チルト」(「ティルト」)と「リクライニング」
子どもたちの椅子

 バギーや車椅子、座位保持椅子に備わっている機能。
 背もたれを倒し、体圧を分散させる点は同じだが、次のような違いがある。
 ・チルト : 姿勢を保ったまま倒すことができ、おしりがずれにくい。
 ・リクライニング : すべりやすいので、足を上げることが必要。腹圧をかけずにいられる。

◆椅子の選び方
 1つで全てまかなえるような椅子はないので、
 食事、活動、移動…など、目的に合わせて選ぶ。

◆目的に合わせた姿勢をとると…
 ・生理的要求を満たすことができる
 ・自発運動を起こしやすい
 ・自己実現の要求を満たす



基本事項を学んだ後は、お母さん達とペアになって、
1人ずつ椅子に座り、正しい姿勢のチェックをしました!
骨盤の位置が左右対照に位置しているか、
肩の高さは左右で同じか…など。
私もそうですが、左右のずれ、高さのずれなどは
みんなそれぞれにあるようです。

また、体が傾いていたり、
体を前や後ろに倒し過ぎたりすると、
腕が自由に上がらなくなることを体感しました。

今年度が始まってすぐ、保育活動で使う椅子にふたばを座らせたとき、
なんだかよく腕を上げにくそうにしているな?と思っていました。
(過去記事「シーツブランコ」参照)
もちろん、気になったときは保育士さんやリハビリの先生に相談して、
おしりの下に滑り止めのマットを敷いたり
クッションをかませたりしてきましたが、
改善してもすぐに元通りになってしまっていました。
いつからか、まぁ、いいか~…と自分の中でスルーしてしまっていました。

ところが今回の講座を受けて、
もしかしたら「支持基底面」が小さかったのかな?と気づきました。
椅子に座っていると、体幹の弱さのせいで、おしりが前に前にずれてきてしまいます。これが1つ目。
もう1つは、ふたばは、足が床などにつくと、足首を動かしたり指を曲げたりして遊んでしまいます。
おしりが座面にしっかり接している面積も、
足が床(椅子の場合は足置き台)にしっかり接している面積も
小さすぎて、手を自由に動かせなかったのかも?と思いました。
そこで、椅子に座るときもしっかり足で踏ん張れるように、
なるべくSLBを履いて保育を受けることにしました。
自分が体験してみないとわからないことがいっぱいです。
身体のしくみなど、基本的なことをちゃんと知っておくことは
必要なんだな~と思わされました


これから、バギーを作ろうと思っていることもあり、
今回の療育講座は役に立ちました。

作る予定のバギーは、チルト機能のみで、リクライニングの機能はありません。
チルトとリクライニング、両方の機能を備えているバギーとなると、
サイズも大きくなるようなので、
姿勢を保ち、おしりの位置がずれないように
チルト機能を優先させました。

チルトとリクライニング、それぞれ、ここがいいよ!という経験談をお持ちの方がいたら
ぜひ教えて下さい~~(^^)



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コメント

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療育講座(姿勢保持のこと)

療育講座お疲れ様

愛姫さんへ

愛姫さん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

講座は毎回ためになることばかりで、ありがたいです(^^)

ちょうどいい椅子って、ないですね〜成長していっちゃいますしね。
チルトという言葉は、初めて聞きました。(^O^)
なんでリクライニングと併用できないんだろうかと、頭の中でぐるぐるしてます(^◇^;)
固定しているのでしょうか?保持することがチルト?でしょうかね。(^O^)
ほんと、知らないことばかりです。
息子が先で、義母の介護があとだったら、どんなに豊かだったかと、よく考えます。
いまは、私の太ももの高さが、息子が座るベストな高さです(^◇^;)

こんばんは

 今回の記事、すごく参考になったし、考えさせられましたe-267

 姿勢保持って、本当に難しいですよね。あんさんはクッションチェアが座位保持のようなものになるのですが、最初はピッタリはまっていたのに、今では少し座りにくそうにしたり、嚥下がし辛かったりしています。

 でも、どこをどうしていのかわからず…。PTの先生も相談するのですが、いざ自分でやってみると、なんだか違っているし、あんさんにとって楽な姿勢がいい姿勢とも限らないし、その反対もしかり…。なので、いまだにあんさんにとって、ベストな座り方をわかっていないんですe-263

 間にはさむクッション材がわりのタオルの厚さの違いでも、また変わってくるんですよねー。
 
 でも、みっちさんの記事を読んで、とりあえずいいかなで終わらせちゃだめだなぁと思いました。もう一度、PTの先生も相談しながら、あんさんのベストの座り方を研究してみようと思いますe-454

 その座り方さえ、きちんと頭に入っていれば、土台に何がこようとも、自分である程度は調整できるようになりますもんね。

 ふたばちゃんのバギー作りも、たくさん参考にさせてくださいe-446

 ちなみに、過敏なあんさんにとって、リクライニングは負担がかかるような気がします。いちいちビクッとなってしまいそう…。あんさんなら、チルトのほうかなー。経験談じゃなくて、ごめんなさいe-263

ちまきさんへ

ちまきさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

体も大きくなっていくし、体の状態もどんどん変わっていきますよね。
先を見据えて椅子を作る…と言っても、予測できないし。
そう思ったら、そのときそのときの子どもに一番ぴったりなのは
ちまきさんの言う通り、親の体を使って座らせることかもしれないですね(^^)

チルトは、背もたれだけじゃなく座面も一緒に動くんですよね。
リクライニングとチルトを両方備えたバギーもありますが
どうしてもサイズが大きくなってしまうって聞きました。

リクライニング機能があれば、完全にベッドみたいにフラットになるので
着替えやオムツ替えをバギー上でしやすくなるそうです。

もっと大きくなってきたら、リクライニング機能があるバギーがいいかなぁと
なんとなく考えています。

ゆずぽんさんへ

ゆずぽんさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

あんさんは、クッションチェアで座りにくそうだったり、嚥下しづらい様子もあるんですね。
体が大きくなってきたり、体の状態が変わったりして、合わなくなってくると
その都度調整が要るんですよね。
タオルの厚みで変わってくるというのは頷けます!微妙な違いで、姿勢が変わりますよね。

その都度、専門家に相談して、いろいろやってみるのがいいんだろうな。

あんさんは過敏だとのことなので、姿勢はそのままで、少し倒すことができるチルトが、確かにいいかもしれませんね(^^)
リクライニングは、寝た状態に近くなりますもんね。
だからオムツ替えや着替えには適しているそうなんですが。
姿勢を保ったまま楽な姿勢を取るのなら、やっぱりチルトが良さそうですよね。

ふたばも、ちょっとしたことでおしりがズリズリとずれて姿勢が崩れるので
バギーにチルトは必須だな~と思っています。
そして股ベルトも多分必要になるとPTの先生からは言われています。
バギー作り、少し時間がかかりそうですが、また書いていきますね!

椅子作り

みっちさん、こんにちは。
きいさです、お久しぶりです。

ちょうど先日、うちの4歳の娘が、屋内用の座位保持椅子、外出用バギー、車載用カーシートを修理してもらったばかりなんです。身体が大きくなってきたので、本体はそのままで、座面などのクッションのみを作り直してもらいました。参考にはならないかも知れませんが、少しお話を。。。

初めて作ったのは、1歳を過ぎて身体障害者手帳を取得できたタイミングでした。その頃は緊張が強くて座位をとれない状態でしたので、チルト&リクライニングのものを作っていただきました。うんとリクライニングして、ほぼフラットの状態から座る練習を始めました。最初は嫌がってうまく座れませんでしたが、徐々にリクライニングを起こしていき、今では、以前より上手に座れるようになってきています。

我が家の場合で、リクライニングが良かったと感じるポイントは、前述のように緊張に合わせて姿勢が調整できたことです。それと、座っている途中で眠ってしまった場合、身体の力が抜けて胴体がグニャっと曲がってしまったりする時があるので、リクライニングで重心を倒してあげたりができることです。

ふたばちゃん、リラックスした日常生活が送れるようなバギーに出会えると良いですね。

きいささんへ

きいささん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

そうだったんですね。椅子やバギー、カーシートの修理をしてもらったばかりなんですね!
1歳の頃から使っていたら、4歳にもなると体に合わなくなってくるんだろうなぁ。
サイズが合わなくなっても、本体はそのままにして、座面のクッションなどを作り直すことで対応されているとのこと、なるほどと思いましたv-22
そっか、そういう手がありますよね。そうすれば長く使えますよね。

そして椅子は、チルト&リクライニングのものを使っておられるんですね。
フラットの状態から座る練習を始めて、
徐々にリクライニングを起こして、調整をしながら座位をとっているんですね!

確かに座ったまま寝てしまった場合、胴体が曲がってしまったり、
頭がガクンとなったりしてしまいますもんね。その場合はリクライニング機能が便利かもと思いました。

そういえば私も、バギーでなるべくきれいな姿勢で座れたらいいな~、
支えなどは最小限にして本人の座る力を伸ばしてあげたいな~、
と思ってリハビリの先生に相談していたんです。
そしたら、座位保持椅子はまだしも、外出用のバギーは乗る時間も長いし、
途中で寝てしまうこともあるし、移動は疲れるだろうから、
なるべく本人がリラックスして楽に乗れる姿勢を取れることが大事だよと教えてもらいました。
だから、寝てしまったときの姿勢の調整も考えないといけないな、と
きいささんからのコメントを読んで改めて思いました。

義肢さんのお話も大切だけど、使っているかたの経験談が一番参考になります。
詳しく聞かせていただきありがとうございます(^^*
ふたばが楽で快適なバギーを作っていきたいと思います!

季節が進み、寒い時期になってきましたね。
お互い、親子ともども体に気をつけて、過ごしたいですねv-34