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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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役所に物申す

ふたばが生まれてから、この3年間、役所に行く機会がぐんと増えました。
身体障害者手帳・小児慢性特定疾患など、制度の申請や更新の手続き。
ショートステイや通園のための手続き。
福祉手当などの手続き。…などなど。

今月、しないといけない手続きがいくつかあったので、まとめて役所に持って行くことにしました。
その1つに、「特別児童扶養手当」という手当の、更新手続きがありました。

特別児童扶養手当とは、
精神や身体に障害を持つ20歳未満の児童を育てている家庭に支給される手当のこと。
厚生労働省の政策の1つです。
わが家は、ふたばが在宅生活を始める頃、特別児童扶養手当の申請をしました。
とてもありがたい制度です。

今月、更新のお知らせを役所から郵送してもらっていました。
更新に必要な書類は、医師の診断書&現在持っている特別児童扶養手当の証書。
お知らせにはこのようなことが書いてありました

「有効期限内の療育手帳(A・B1)または身体障害者手帳1・2・3級を持っている場合は、
医師の診断書の代わりになるので、手帳を市区町村の窓口に提示してください」

同封されている診断書を見たら、
確かに身体障害者手帳のための診断書と、内容がかなり重なっていました。

医師の診断書を、かかりつけ病院で書いてもらうのには、
病院まで少し距離があることもあって、
いつも、定期受診の日までに郵送し、受診日に受け取るという流れで手続きしています。
診断書の中には、主治医の記載だけではなく、
子どもの体の状態や関節可動域、ADLの評価など、
PT(理学療法士)さんに計測してもらわなければいけないものもあります。
身体障害者手帳や、今回の特別児童扶養手当が、それにあたります。
計測のための診察も、予約をとって受けなくてはいけません。
時間も、費用もかかってきます。
診断書料は、病院によって違いますが、
ふたばのかかりつけ病院では\5,000~10,000ほどかかります。
だから診断書が不要なら、とてもありがたいのです。

ということで、念のため、役所の担当窓口(保健福祉課)に電話で確認すると
「診断書は絶対必要ですよ」
との返答でした。
郵送されてきたお知らせにはこう書いてありましたが?と聞いても
「障害名が肢体不自由のかたは、身体障害者手帳の提示ではダメです。診断書がないと」
の一点張り。

子どもの肢体不自由を、身体障害者手帳で証明できないなんて、何だかおかしい(?_?)
後から、もう1つの窓口である、市の福祉局に電話で確認すると、
身体障害者手帳の提示でOKだということでした。

もう一度、役所の担当窓口に電話をしたら、先ほどとは別の方が出られて、
「そうですね、福祉局の言う通り、肢体不自由のかたは、
身体障害者手帳の提示で大丈夫です」

……。


役所の窓口にしてみれば、
「医師の診断書があれば、問題なく手続きできる」と考えたのかもしれません。
たとえば腎臓の障害など、内部障害を持つ人の場合は、手帳の提示ではダメで
手続きのたびに、医師の診断書が必要なんだそうです。
役所が、1人1人の障害や病気の程度まで把握しているわけがないので
1つ1つのケースに対応する煩雑な作業よりも、
全員が診断書を提出すれば、役所の手間は減るのでしょう。

「手当をもらうんだから、診断書一通くらい、とったらいいのに」と思われているのかも知れません。
でも、先に書いたように、診断書をとるには、時間も費用もかかります。
子どもへの負担も当然増えます。
何より、役所の窓口に電話をして、担当してもらった人によって、
こちらの負担が左右されるのかと思うと、おかしな話です。



そして、もう1つ。
就学前の子どもが複数いる家庭で、
複数の子どもが保育園や幼稚園、障害児通所を利用していて、
2人目以降の子どもが「障害児通所」をしている場合、
通所にかかる利用者負担額が軽減されるという制度があります。
これは、市民税課税世帯が対象になります。
困ったことに、この制度、名前がないんです。

つまり、わが家の場合、
ひとみ → 認可の保育園
ふたば → 障害児通所支援
をそれぞれ利用しているので、
ふたばの通所にかかる月々の費用が、実際の負担額の半額となるのです。

その手続きのことで確認したいことがあり、
これまた役所の保健福祉課が窓口だとお知らせに書かれていたので
電話してみました。
すると
「そんな制度はないと思うんですが…?
あー。市民税非課税の家庭が対象のやつじゃないですかね~?」
なんともあいまいなお返事。
「どの資料を見ておられますか?」
と聞かれたので、手もとのお知らせを読んで説明しても
「???」という様子。
「そんな制度、聞いたことないけどなぁ…。
すみませんが、その資料、FAXしてもらえます?」

出先だったので、帰宅してからFAXして再度電話をすると、
さっきの方ではなく、制度に詳しい方が対応してくれ、
こちらの質問にやっと答えてもらえました。
「さきほど対応した者は、普通の保育所の担当なので、知らなかったようです。
すみませんでした」と謝ってくれました。

保健福祉と言っても、いろ~~んな分野があるから、もちろん知らない制度もあるとは思います。
でも知らないのなら、適当なことを答えず、その担当に回してくれたらいいのではないかと思います。
そして何より、今回混乱を招いたのは、
役所からもらったお知らせに問題があるんじゃないかな。
制度の名前もわからず、問合せ先と書かれている窓口に電話をしても、
そのお知らせがどれなのか、わからない。
だったら、お知らせに記号でもつけておけば、お互いの持っている資料が一致して、
システマティックに対応できるんじゃないでしょうか。
それか制度に、携帯やスマホの会社みたいに「2人目割!」とかつけておくとか…それは無理か(^^;


障害を持つふたばを育てていく中で、
それはもう本当にたくさんの人の力を借りているおかげで、今の生活があります。
だけど今の生活を築くまでには、それはもう、困ったこと、わからないこと、不安なことが、たくさんありました。
どんな子育てだって多かれ少なかれ、いろんな不安があると思います。
でも障害を持つ子のいる家庭は、それが桁違いに多いのです。
役所、特に福祉関係の方とのかかわりは、これからもずっと続きます。
いい関係を築いておきたいのです。
愚痴で終わらせるのではなく、黙ってやり過ごすのではなく。
だから、どんな小さな手続き1つとっても、なるべくスムーズに進めたいし、
自分と同じような境遇の人にも、スムーズに進めてもらいたいし、いらないストレスを軽くしてもらいたいと、思うのです。

その思いが抑えられず、
先日、ふたばの定期受診の帰り、他のもろもろの手続きのために役所に寄ったのですが
役所のフロアマネージャーをされている人に、
「福祉保健課の方の対応について意見がしたいんですけど、
直接、保健福祉課に申し出て良いですか」
と尋ねました。←笑顔でね(^^)
すると
「直接…でも良いのですが、もし良かったら、各課を管理している総務課を案内します」
と言ってもらったので、総務課に直接出向きました。

総務課は、いつも利用するフロアとは別の、ひっそりと人気のないフロアにありました。
そこに市民の声を聞く相談係という方がおられたので、その方に、話をしました。
内容は、この記事に書いたこと、まったくそのままです。
新卒ですか?というほど若い方でしたが、私の話した内容をちゃんと伝えてくれると信じます。



すっかり長く書いてしまいました。

最後に、先日、ショッピングモールで行われていた、
ハロウィンの撮影会で撮ってもらった写真をおまけで貼ります♪
ハロウィン撮影会
もうすぐハロウィン



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コメント

Secret

お疲れ様でした。

すごーくよく分かります。
ウチはついこの間障害者手帳の申請をしてきました。
手帳が発行されれば、手当の申請やらなんやらと役所に足を運ぶ機会も多くなるだろうな、と思っています。
手帳の申請で担当して下さった人が、手続きが終わって帰ろうとした時に、私たち親子に「ありがとうございました」って言われて、「?」っと思いました。
ありがとうって言われるようなそんな前向きな申請じゃないし、複雑な気持ちだったのに、余計にモヤモヤしたのを覚えています。
役所ももう少しデリカシーを持って対応してほしいものです。

おはようございます。みっちさん、大変でしたね💦
私も以前から、担当してくれた人によって対応が違うのは「?」と思っていました。
なにより、出会った人によって、得られる情報が異なるんで、こちらは右往左往させられてしまって、二度手間三度手間。
以前も書いたかもしれませんが、障害者パンフレット、みたいなマニュアル冊子を障害別に見やすくまとめたものを、各市町村で出してくれたらいいのに。と思ってます。(>_<)
一度、障害者にたずさわる方達の集まりで、この意見を発表してもらったんですが、どうなっただろう。(^◇^;)
みっちさんは、役所の方に直接お話しできたんですね。
なにか、改善してもらえるきっかけになるといいですね!(>_<)

りとゆさんへ

りとゆさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

身体障害者手帳の申請をされたんですね。
手帳を持てば、今後もいろいろと手続きが増えるかと思います。
その分、受けられるサービス、使える制度も増えて
便利にもなると思います(^^)

手続きに対して役所の人が、ありがとう、と言うのは確かにあまり聞かないですよね。
足を運んでくれてありがとう、という意味だったのでしょうかね?
複雑な気持ちのときにかけられる一言って、大きいですよね。

いいお天気が続いていますが、夜は冷える日も多くなってきました。
りとゆさんもお子さんもお体に気をつけてお過ごしくださいねv-22

ちまきさんへ

ちまきさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

ちまきさんも、担当してくれた人によって対応が違うことに疑問を持たれていたんですね~。
福祉、とくに障害を持つ子どもに関する福祉って、
市民の訴えから制度化されたものが多いせいか、
窓口がバラバラだったり、制度の適用が統一されていなかったりして、
利用する側も煩雑だと感じるし、きっと役所の人たちも、そう感じているんだろうなと思います。

パンフレットの案を、発表してもらったことがあるんですね!
こんな障害のある人は、こういう制度があるよ、っていうような、
制度名だけでもまとまって書かれたものがあったら
すごく便利ですよね。

今回役所の方と直接話をしたことで
少しでも、窓口の対応の改善につながればいいな、と思います。

今日も秋晴れで清々しい気候ですね~!
良い休日をお過ごしくださいね(^^)