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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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いつかの自立に向けて

昨日は通園施設の夏祭りでした

ボウリングのゲームや金魚すくい、的あてなど、
保育士さんとボランティアの方々が準備してくれたプレイコーナーで遊びました。

どれをやっても、
あさっての方向ばかり見ていたふたば…

初めて見るものには手を引っ込めてしまうのもあり、
まともに遊べたのは、ボールプールだけ(^_^;)
夏祭りボールプール

それでも、子どもたちがたくさんいて、
地域のお祭りとはまた違う雰囲気は味わえたかな。


一通りプレイコーナーで遊んでから、休憩していると、
「ふたばちゃーん」
と声をかけてくれたのは…

母体である療育園の中の、
重心(=重症心身障害児者)病棟に勤務されている、
保育士のYさんでした。

Yさんは、長年、この通園施設の保育主任をされていて、
この春から、母体である療育園の重心病棟に異動された、
ベテラン保育士さん。

春に重心病棟のショートステイを利用した時に、
「4月から通園してるって聞きましたよ!
私、3月まで通園施設にいたんですよー
入れ違いで残念だわ~」
と声をかけてくださったんです。

入れ違いで、これまで関わることがなかったYさん、
初めて話した時、
ふたばが通園施設に入園したことを、とても喜んでくださったのでした


そんなYさん、昨日は、
重心病棟で予定されているお祭りを前に、
通園の夏祭りを偵察に来られていたそうです。


「ふたばちゃん、ちゃんと通っているんやね、頑張っているね」
と褒めてくださいました。

重心病棟に入所していた子が、
通園施設に通っているケースが今までなく、
ふたばが初めてだそうで。

Yさんが、長年、通園施設で幼い子どもたちと若いお母さん方と接してきた経験をもとに、
この数ヶ月間、重心病棟(主に成人の方が入所されている)に勤務される中で、
強く感じておられること。
それは、
「親がどう育てるかで、
子どもの生き方が決まる。
障害のある子どもは、
特に、親の行動が大きく影響する」
ということだそうです。

「家にこもってお母さんが子どものことを全部抱え込んでしまって、
大きくなってから他の人と関係を作れない人もいる。

お母さんが小さいうちからどんどん外に子どもを連れ出すタイプだったからか、
重い障害を抱えながらも、大きくなって親離れしている人もいる。

障害が重い軽いにかかわらず、
親が、子どもが小さいうちにどんなことをしてきたかで、
その子の人生が決まるんだと感じる。

親が亡くなっても1人暮らしできているような人もいる。
その人は、自分の意思で動かせるのは、体の中で指1本だけだから、
身の回りのことはヘルパーさんがお世話してるのよ。
でもその人は、指1本の動きで、意思を伝えることができている。

移動だとか介助なんかは、
いくらでも他の人が手伝うことができる。
でも、自分がこうしたい、
これはイヤ、っていう意思を伝えるのは、
自分にしかできない。
言葉だけじゃない、いろんな方法で、意思は伝えられる。

小さいうちから、
子どもが意思を伝えるために出しているサインを親が読み取り、
しっかり意味付けしてあげることは大事なこと。

大きくなって、親以外の人にも伝わるような、意思の伝え方を身につけるのは、
大事な目標だよ。


ふたばちゃんみたいに通園をしたり、ショートステイを利用したりて、
どんどん外に出る生活をしているのは、
ふたばちゃんにとって、とてもいいことだと思う。
毎日通うだけでも、絶対に体力がつくしね。


私が、自分の子を育てている時に、思っていたことは、
子どもは社会のもの。
社会から預かっている。
だからいつかは親の手を離れ、社会に出ていくんだってこと。

健常であっても、障害が重くても軽くても、それは同じ。

社会に出られるようにしてあげらるのが、親の役目だと思う」


…なるほどなぁ~、と、考えさせられました。


障害を持つ子の育て方は、
やっぱり健常の子の育て方とは違うと感じます。

育児本に書かれているような発達とはかけ離れていて
○歳になったらトイレトレーニング、とか、
○歳になったら幼稚園で集団生活を、とかいう
だいたいの流れや目安もないし、
育て方は、家庭によって、かなりバラバラ。

だからこそ、我が家はこんな育て方をしていこうっていう指針が必要になると思います。

もちろん、何が正しいのか正解なんてないんだけれど。

Yさんが、今の生活はふたばにとって、とてもいいことだと思う、と
温かく励ましてくださったこと、嬉しく思いました。


それにしても最近、自立について考える機会が多いです

3歳、だものね。
ひとみが3歳になった頃、
身の回りのことを自分でできるように、
なるべく手を出し過ぎないように意識していたな、と思い出しました。

ひとみの時とは違う点がたくさんあるけど、
ふたばも、いつかの自立に向けて、進んでいかないと。


自立のために、自分の意思を伝える手段を身につけることは、
ふたばにとって大きな課題だなぁ、と改めて思いました。

できるなら、泣いたり怒ったりして不快を訴えるだけじゃなく、
笑うことができるようになって欲しいなぁ。
喜びを表現できるようになって欲しいし、
親以外の人に愛される要素を身につけてくれたらいいなと思います。

Yさんからのお話、ためになることばかりで、
すっかり励まされました


Yさんと話し込み過ぎて、
通園の保育士さんたち、
私服で偵察に来られたYさんに気づかず、
「誰かと思ったら、Yさん!」
と驚かれていました。
「違いますよ~ふたばちゃんのおばあちゃんでーす」
とYさんが笑っていて、なんだか嬉しかったです。



最近、重心施設に関する本を読み終え、
これまた自立について考えさせられたばかりなので、
その紹介記事もまたアップします。


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コメント

Secret

こんばんは☆

自立…正直、今まで一度も考えた事なかったです。。
いつもながら、とっても為になるお話をありがとうございました(*^^*)

親の育て方で子どもの生き方が決まる。
健常な子なら当たり前に感じたと思いますが、障害児の方がより影響を受けるなんて意外な気がしちゃいました。でも、みっちさんとYさんのお話読んで『納得!』の一言です!!

私もいつかこうちゃんの笑顔がみたいです♡
まずは、出しているサインをたくさん読み取ることからですね!
私の接し方で、今後が変わるなんて…プ、プレッシャー((((;゚Д゚)))))))(笑)

こうちゃんママさんへ

こうちゃんママさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

自立、私も最近なにかと考えさせられる機会が多いのですが
これまで全く考えたことがなくて。
むしろ、将来的な自立なんて難しいな~
自分が年老いても嫁に行くわけでもなく、ずっと一緒に暮すんだろうな~なんて
ぼんやり思っていたくらいです。

プレッシャー!確かに。そう言われてみればそうですね!(笑)
まあ、子育ての面白さがそこにあるのかもしれませんが(^^)

こうちゃんの笑顔、いつかきっと見られる気がします。
機嫌がいいとか良くないとか、こういうことが好きなのかな~って感じたことを
どんどん子どもの様子から意味づけて、言葉にしてあげるといいって、通園で聞きました。
「楽しいね」「これはちょっと嫌だったね」みたいな。
大きくなるにつれ少しずつでも、サインを出して行ってくれたらいいですよね。
そしてそのサインが、親だけでなく、他の人にも伝わるものになるように…
お互い、わが子の笑顔のために頑張りましょうね(^^)

先日、学園で聞いた講演会の講師の方が、他市でグループホームを運営している方でした。
そのお話の中で、自宅を娘さんのためにグループホームとして使ってくださいという申し出をされる親御さんのお話がありました。
自分たちがずっと見続けるのではないという選択肢があるのだと知りました。
いまクラスのママさんと、誰か宝くじが当たったら、グループホームを建てて、隣に自分たちが入所する老人ホームを建てようね、と語っております。(^o^)
親の接し方で子供の将来に影響があるのは、健常者も障害者も同じですね。
親の中の心配や不安を解消するために、子供を過保護にしすぎてはいけませんね。
でも、その講演会のなかで、小さいころは過保護でいい!というお話もありました。(^o^)
小さいころに、愛情が足りないと感じた子供は、人のものを欲しがったり、疑心暗鬼におちいりやすくなったりする傾向が強いそうです。
過保護とは「なんでもしてあげる」という意味ではなくて、「いつも気にかけていることを分からせる」ということのようです。
「あ、」という声がしたら「だいじょうぶ?」と声をかける。
それだけでいいそうです。(^o^)
自立するためには、愛の貯金が満タンにならないといけないようです。

ちまきさんへ

ちまきさん、こんばんは☆コメントありがとうございます。


いいお話を講演会で聞けましたね。
宝くじの夢、いいですね~。


自分が大事にされているって実感できる幼少期を過ごした人は、ちゃんと自立できる。
たっぷり甘えることが、自立を助けるっていいますもんね。
依存ではなく、甘えが必要なんですよね(^^)

甘えて愛情をいっぱい受け取ることを積み重ねて、貯金満タンになるのかな。

ちまきさんのコメントを読んで、自分は娘たちにどれだけ愛情を注げているのかなぁと、振り返ることができました。

手を出し過ぎず、その子なりの成長を見守れる母になりたいものです(^^)

こんばんは☆

娘が自立…全く考えた事ございませんでした(笑)
今後どうしたって全介助が必要な我が子の人生
だからこそ誰からも愛される様に育って欲しい
その為にも、我が子の特徴やら性格を
より多くの人に知って貰うのは、本当に大切ですよね
うちのすっとこどっこいですら
社会に出て沢山の事を学びましたものw


親が死んだと同時に施設に預ける等
急激な環境の変化を与えるのを避けるべく
親が生きている間に色々と地盤固めをしてやらねばと
お友達ママとよく話したりしてます

親がどう育てるかで、子供の生き方が決まる…
とっ取りあえず、へたれが治る様に頑張ります(笑)

もも母さんへ

もも母さん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

そうなんです、親の亡き後を考えることって大事だと思います。
親に何かあった時に、少しでもなじみのある場所や人に
お世話になれたらと思うので、もも母さんが書いておられたように
「地盤固め」が大切ですよね。
顔を広くしておかないとって思います。
もちろん、子どものことを一番良くわかっているのは親でありたいんですが、
自分しかこの子を育てられない、この子には自分しかダメなんだって
そんな風に子どもを囲ってしまうのは違うな、と思っています。

ももちゃんは、間違いなく誰からも好かれるキャラですよね(^^)
嬉しい時はニコニコ笑って、嫌な時は泣く!
感情、表情が豊かなももちゃんは、ふたばの目標です!
へたれな感じも可愛いし(笑)。