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とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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児童発達支援事業の見学

先日、「児童発達支援事業」の施設の見学に行ってきました。

児童発達支援事業とは…
障害のある児童のための通所施設。
日常生活における基本的動作の指導や、集団生活への適応のための訓練を行い、
児童と家族を援助してくれる施設です。
日中の通いのみで、ショートステイ(入所)はありません。

似たものに「児童発達支援センター」がありますが、
これは、児童発達支援事業よりも規模が大きく、
地域の中心となる療育を行っている施設のこと。
それと比べて、児童発達支援事業は、もっと身近な療育の場としての施設で、
だいたい中学校区に1つくらいの設置がされているそうです
(放課後のデイサービス等を含む数)。


今回見学した施設は、
ショートステイを利用している療育園や
いつも通っている通園施設と、同じ系列のところなんです
療育園で貼り紙を見て知りました。

この4月から新しくできた施設なので、
療育園の利用者以外にはまだあまり知られていないそうです。

利用できる条件は
1. 市内在住の児
2. 3歳~就学前まで
3. 重症心身障害児の支給決定を受けた児
 (身体障害者手帳と療育手帳を取得し、
役所との面談の上、「重症心身障害児」として認定された
福祉サービス受給者証を持っている児)

ふたばは、3歳になったばかりで、条件すべてクリア
ということで、早速問い合わせして見学に行って来たのです。

この施設の一番の特徴は、「単独通園」という点。
母子通園のように、つきっきりでなくて良いのです!
送迎サービスはないので、親の送り迎えが必要です。

施設にいるスタッフは、保育士・看護師・療法士(PT・OT・ST)。
保育士と看護師は常駐。
重症心身障害児を対象にしているだけあって、
医療的ケア(経管栄養・吸引など)もOK
入浴サービスや食事提供サービスもあり(有料)。
利用時間は月曜日~土曜日の、10:00~15:30となっています。
日中、保育士さんと活動したり遊んだり、お昼寝をしたりして過ごします。
実際は、週1日くらいで、曜日固定で利用している方が多いとか。
保護者の用事や休息のほか、
就学を前に、子どもが親と離れて生活できるための訓練として
利用しているケースもあるそうです。

費用は、世帯の所得によりますが
平均的な所得であれば、\4,600/月 でサービスを受けることができます。
また、他に通園・通所・デイサービスなどの利用をしている場合は、
どこか1ヶ所の施設をメインにする手続き(上限管理といいます)を取れば
上限\4,600を超えて支払うことはありません。
例えば2ヶ所を利用したからと言って倍の費用はかからない、ということです。

   ※利用条件やサービス内容、費用などは、私の住んでいる地域のものです。地域によって異なります。

施設内は、こんな感じ。
児童発達支援事業2

1日の利用定員が5名という、こぢんまりとした環境で
スタッフの目が行き届きやすそうです。
重症心身障害児対象なので、寝た姿勢を取る子が多いからか
天井にキラキラの飾り付けも。
児童発達支援事業1

ふたばを保育士さんに見ておいてもらい、
私は申込の書類を書くため、席をはずしました。
帰ってくると、ふわふわのタオルの敷いた寝床に移動していたふたば。
児童発達支援事業3

「ゴロンゴロン寝返って行って、一番いい場所見つけたみたいよ~!(笑)」
と保育士さん。
ふわふわタオルが気に入ったのか、
タオルの寝床から下りてみては、まだ上ってくることをくり返し
結局こんな風に、ふわふわタオルの上でくつろがせてもらっていたふたばでした。
はじめての場所なのに厚かましさ満点です。

保育士さんもかなり気さくな感じで、
ふたばを囲んでゲラゲラと笑いながらの見学でした。



もう1年以上前の話ですが
ふたばが退院する前、私がまだ育児休暇中だった頃
仕事復帰するために、ふたばを預ける先を探していました。
医療的ケアの必要な子、歩ける見込みのない子は
私が住んでいる地域の保育園には入れないということがわかり、
通える範囲のデイサービスの見学にも行ったのですが
痰の吸引がネックになり、断られてしまいました。
自宅から一番近いデイサービス(福祉型)ではこんな話を受けました。

『以前は、
“この介護職員が、この利用者さん専任で痰の吸引を行う”
というケース限定で、吸引をすることができた。
しかし平成24年の社会福祉士及び介護福祉士法の改正により
一定の研修を受けた介護職員だけが、痰の吸引を行って良いとされるようになった。
痰の吸引を行うためには、休日に時間を割いて、しかも費用を自己負担して、
遠いところまで研修を受けに行かないといけない。
なかなかそこまでして研修を受けに行く者がいない』

社会福祉士及び介護福祉士法の改正が施行された当初は
新聞などでも
「介護職員も痰の吸引が行えるようになった!」
と報道されていて、喜ばしいニュースだと思っていたけれど
実際は、法が厳しくなり、
研修を受けないと吸引してはいけない、という決まりができたということなのでした。

ただし、法改正以前に、痰の吸引を受けていた利用者に関しては
引き続き、特定の介護職員が吸引を行っているそうです。

吸引は命にかかわることもある医療行為なので
安全に行うために必要な法改正だったのでしょう。
けれどその影響で、我が家のように、サービスが受けられず
仕事復帰を断念せざるを得ないケースがあるんですよね…



…と、そんな経験もあり、
今回、重症心身障害児を預かってくれるデイサービスがあるなんて…と
感激してしまいました。
利用時間からすれば、アルバイトくらいには出られるんじゃないかと思います。

ただ、我が家の場合、この施設が自宅から遠いので
日常的に利用するということはなさそうです。
週4日通園しているから、けっこうスケジュールもいっぱいだし。
だから今回、見学と申し込みは済ませてきましたが
利用前の面談や、医師の診察などは、もう少し先にしようかなと思います。
その頃にはもう、施設の利用者は満員状態、空き待ち、になっているだろうけど(^^;

でも、預けることができる先がある、というのは、心強いこと
特に我が家のような核家族にとっては。
もう少し自宅の近くに、同じような施設ができればいいなぁ…。


通園で同じクラスのお母さん達と話していると
「たまに子どもを預かって欲しくても、
普通の保育園の一時保育にはとても預けられない」
と、よく聞きます。
発達が遅れていて歩くのがまだ危なっかしい子、
医療的ケアが必要でなくても病気がある子、
食事を食べさせるのに様々な工夫がいる・時間がかかる子、
まれに発作が起こることがある子、
そういう子は、地域の保育園の一時保育では預かってもらえないし
自分もそこに預けることは不安でいっぱいだ、と。


そういう子には、もし重症心身障害児の認定がされていれば
安心して預けられる場所なんじゃないかな?と思います。

通園のお母さん達にぜひ教えてあげようと思っていたら
通園の保育士さんが、
「ふたばちゃん、児童発達支援事業の見学どうだった~!?」
と、他のお母さん達もいるところで聞いてくれたので
話すことができてちょうど良かったです。
←同じ系列なので、情報の行き来がとっても早い(笑)。



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コメント

Secret

すごいですね♪

とっても充実した施設で素敵ですね☆
ふたばちゃんも気に入ったようで、通える日が楽しみですね!
また色々刺激を受けて成長しるんだろうなぁ~

制度についても詳しく説明されてて分かりやすいです~
市内に住む方じゃないとダメなんて・・・泣。
ショートスイテイ以外にもママのリフレッシュ時間が出来るのは、心も身体も充電できるので必要な時間ですね。
私もちょっと探してみようかなぁ~

障害児の一時預かり所。いいですよね。(^o^)
しかも雰囲気もいいし。
私の住んでいる所にはあるのかなぁ。聞いたことないです(>_<)
先日も延長保育が使える幼稚園には、障害児は入園出来ないという話をクラスのママさんとしていた所です。
歯医者に行くとき、上の子の学校の集会、草刈り(暑いから連れて行けない)など、預けられたら行けるのにということがよくあります。
遠いと、結局あまり使わないのかな?
核家族には重要な問題ですよね。

miさんへ

miさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

ほんとに良さそうな施設で…
重心の子を抱えている家庭にとっては、
こういう施設は救世主ですよね。
そうそう、充電。充電が必要ですよね(^^)

miさんの住んでいる地域にも、こういった施設があればいいですよね。

「児童発達支援事業」という名前だけ聞いても
障害児のための預かりサービスだ、っていうことが
わかりづらいのが難点です(^^;

ちまきさんへ

ちまきさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

ほんとにいい雰囲気で、もっと近かったらなぁと思いました。

地域にもしあっても、「児童発達支援事業」のように
一見どういうものなのかわかりづらい名前がついているのが難点だなーと思います。
役所は把握しているのかもしれないですが(^^)

そうそう、連れて行くのがちょっと大変、
何時間か預かってもらえたら行けるのに、っていう用事、
ありますよね。

核家族にはホント、切実な問題です。

こんばんわ!
市内にこんな素敵な施設があるなんて☆
療法士さんも看護師さんもいて、本当にすごい!

ふたばちゃんの楽しい場所とみっちさんと安心の場所が増えることは本当にいいですよねー♪

福祉法ねー、高齢者メインだしそういえば、こどもの障がいある子たちもいるやん!って後ずけの法律で、悪いとこだらけ。
学校の先輩ママたちも、府や国相手に頑張ってくれてるけど中々変わらないって言ってました。

うちのデイのスタッフさんも過酷な研修をパスしてやっと免許とれて、話をいつも聞いてたから、大変さがよく分かりました。
学校の先生は少し緩いようだけど、春夏休みに講習受けに行ってますわ。
まだまだ暑いけど、みっちさんもふたばちゃんも体調崩さないように、楽しい夏になるといいですね(^^)

児童発達支援事業の見学

良かったね

naoさんへ

naoさん、こんばんは☆コメントありがとうございます。

重心の子、医療ケア必要な子を見てくれる施設、本当に貴重な存在ですよね。

そうそう、naoさんが書いて下さってたように、
ふたばが楽しめる場所、
私も安心して任せられる場所があることが大事。

そういう場所がいくつかあると心強いなぁと思います。

福祉は、やっぱり高齢者の方向けのものが圧倒的に多いですよね。
ももたんの学校の先輩ママさんたちは、
声を挙げてくれているんですね。
保護者の声が、いつか形になって返ってきてくれればいいなと思います。

ももたんのデイでは、過酷な研修を受けて取り組まれているスタッフさんがいらっしゃるんですね!
学校の先生もお休みを使って頑張られているんですね。

スタッフの方、先生方も忙しいながらも
子どもたちのサポートに力を注いでくれているんてすね~
ぜひ、あちこちで、その熱心さを広めていただきたいです!


夏、体調に気をつけながら満喫したいです♪
温かいコメントありがとうございます(^^)

愛姫☆さんへ

愛姫☆さん、こんばんは☆
コメントありがとうございます。

見学に行ってみて良かったです。
いつか利用したいと思います。