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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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発達検査と療育手帳のおはなし2(発達検査のこと)

前の記事で療育手帳のことを書きました

この時の判定の経験があるので、
今回の通園施設での「発達検査」も、
○×式のものなんだろうな~と思いこんでいました。


発達検査をしてくれたのは、保育活動にもよく参加しておられる心理の先生。
ふたばが保育活動で、普段どんな様子なのかをご存知です。
その先生、いつも笑顔で、温かい方なんです(^^*)

検査の内容は、
ふたばをテーブル付きの座位保持椅子に座らせたまま、
自宅での様子などの聞きとりをしたり、
いろいろな玩具を使って、
ふたばがどんなものに興味を示し行動するか、見ておられました。

心理の先生がバッグから出したのは、小さなハンドベル
まず先生が鳴らして見せて、ふたばの前に置いてみますが、触ろうとしません。
けっこう、慎重なふたば
はじめて見るものにはあんまり手が伸びないんです。
でも気に入るとず~~っと同じ玩具で遊んだりします。

それから今度は、コップに小さい積み木を入れるところを見せてくれましたが
見てはいるけど一切手を出そうとはしませんでした。

そして時間を置いてから、最初に使ったハンドベルを、
私が鳴らして見せると、やっとここで、ふたばの手が伸びてきました
そしてしばらくハンドベルを握りしめて、
テーブルにコツコツぶつけて音を鳴らして遊んでいました。

「お母さんのことちゃんとわかっているんですね。
私が鳴らしても警戒するけど、お母さんが鳴らすと、
“あ、これは安心できるものなんだ”と認識しているんだと思います」
心理の先生はおっしゃっていました。

私からしたら、正直なところ、偶然かもしれないし
少し時間が経って、ハンドベルに興味が出てきただけかもしれないと思いました。
でも、心理の先生にそう言ってもらえると、やっぱり嬉しかったです。

「普段の保育でも、感覚遊びが好きだったり、
いろいろなものに興味を持っていると思うので、
さっきのように、これは安心できるものなんだって教えてあげたり、
これはこうやって使うものなんだと認識させたりすると良いですね。
昨年、療育手帳の判定で、3~4ヶ月頃の発達と言われたとのことですが
確実に発達していると思います」
と言ってもらいました

なるほど!と思ったし、
たとえわずかでも、成長していることがとても嬉しい。

発達検査の目的は色々あると思うのですが、
ふたばのような子にとっては、
○×をつけて、発達の遅れを判定するためのものだけではなく、
たとえば今、その子がどういうものに興味を持っているのか、
その興味に対して大人がどう関わったり導いたりしてあげられるのかを考える
1つのきっかけでもあるのかな、と感じました。

その子との関わりを見直す機会を与えてくれるもの、なのかもしれません。

だから、健常な子どもと比べて何ヶ月相当、ということは
ふたばにとってはそんなに大事じゃない気がします。




でも、もしこれがひとみだったら。
きっと、実年齢との比較で、平均を上回っているものがあれば喜ばしいし
下回っているものがあればきっと気にかけて
伸ばしてやりたいと思うんだろうなと思います。
そしてもし、実年齢より下の年齢相当だと判定されたら、
かなり気にしてしまうんじゃないかなと思いました。

私はふたばに対して、いろいろ諦めてしまっているということなのか?とも思います。

かと言って、いろんなことを教え込もうとしたりして
能力を伸ばせるはず!と期待するのも、ちょっと違う気がします。

期待することと、割り切ること。
そしてその子自身を受け止めること。
そのあたりの折り合いが、なかなか難しいと思うこともあります

…とまぁ、あれこれ考えてしまうのですが
はじめての発達検査は、心理の先生のお人柄もあって、
不思議と心が温まり、前向きになれる時間でした。



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コメント

Secret

こんにちは

 今回もとても共感しながら読ませていただきました。

 私の住んでいる地域は、療育手帳は3歳からという暗黙の了解があるんです。どんなに重度でも。あんさんはそれでも、取得できそうな感じだったのですが、それでも結局はその3歳の壁に阻まれて?しまいましたe-443

 ただし、療育手帳を取得していなくても、重心の施設が使える判定は受けています。私も手帳に関しては、まったく抵抗がなくて、むしろあんさんがどんなに頑張っているのかを、表してくれるものだと考えています。

 それにしても、ふたばちゃんすごいなぁ。ものをつかめることもすごいし、目の前にあるものを、ふたばちゃんなりに認識しているってことだし。そんな成長を感じられると、すごく嬉しいですよねe-267

 そんなふたばちゃんに対して、諦めているのかと思うことがある、みっちさんの気持ちもよくわかります。

 私もよく、「こういったことは難しくて…」とあんさんのことを説明すると、「まだわからないよ。」「これからできるようになるかもしれない。」と言われることが多々あります。

 それを聞くと、「私って、諦めているのかな?あんさんの可能性を信じてあげられないのかな?」

 なんて思うけれど、諦めているとはちょっと違うような…。現状を維持しているだけでも、あんさんにとってはすごいこと。心から今のままで十分だと思っているんです。欲を言えば、あやし笑いはしてほしいけど(笑)

 発達というよりは、呼吸なり、嚥下なり、そういった機能面の改善や維持を願っている気持ちの方が強いというのもあるかもしれませんが…。

 でもふたばちゃんの、生まれてから長期入院をしていたのが信じられないくらいの成長ぶりには、本当に勇気づけられますe-454

 心理士さんもとても温かい方で、そんな方の存在って、心からほっとしますよね。

 

こんばんは☆

わずかな成長でも、それを実感できた瞬間は
格別のものがありますよねぇ
って言うか、みっちさんの物事の捉え方って
ホンマ奥深いものがありますなぁ
うちなんて療育手帳取得時、娘と一緒にニヤニヤしてるばかりで
なぁんも考えてなかったですもん^^;

≫期待することと、割り切ること。
そしてその子自身を受け止めること
ホンマその通りだと思います
その子に無理の無いスピードで、その子ならではの成長を
そっとサポートしていければ良いですね

何ヶ月相当がそんなに大事じゃないと思う気持ち、私もそう思います。判定には必要なのかもしれないけど、日常生活にはあまり役に立たない情報というか(笑)そんなことより違うことを教えて欲しいよな〜って。

諦めなのか、割り切りなのか、ありのままを受け止めているのか、そのあたりがよくわからなくなります。ポジティブな諦めと割り切り(何それ?(^^))にしたいです。

そして、ひとみちゃんのお話を読んで、私も長女の発達のことを言われたら、衝撃を受けるだろうなと思いました。急な病気も長女の方が焦ってしまうこと多いかも。ある意味、娘の方がたくましいというか、乗り切ってくれた実績が多いからかもしれません。今回も記事を読んで、あれやこれやと考えました(^.^)

検査とか

こんにちは v-254

そうなんですか、検査とかいろいろあるのは知っていますが、
療育手帳の申請書に使った検査法とか記載されていて
遠城寺式乳幼児分析的発達検査法とか、学校で勉強した検査法があるとふむふむと思いました。
でも、同じ年齢、病状で検査法が違ったり、結果もいろいろで実は担当の心理の先生でずいぶん影響ありますね。

ふたばちゃんは良い先生に出会えてよかったね。

こどもの成長って家族力って大事だからこれからも夢をもって信じて子育てがんばってください。

ゆずぽんさんへ

ゆずぽんさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

ゆずぽんさんの住んでいる地域では、療育手帳は3歳からの判定になるんですね。
でも療育手帳を取得していなくても、重心施設を使える判定を受けておられるんですね。
ほんと、地域によってさまざまですね。

諦めているというより、今のままで十分。
ゆずぽんさんが書いていた気持ち、私も確かにそうかもと思いました。
そうそう、呼吸や嚥下など、命に関わる機能がまず第一ですもんね。

今になって考えれば、の話なんですが、
ふたばがもっと早く退院していれば、もう少し発達していたのかな、と思ったりもします。
発達って、リハビリだけじゃなく、生活していく中で、進んでいくものなんだろうなと実感しているからです。

普段関わる専門職の方が、温かい方だと本当にほっとします。
あんさんに関わっておられる方々も、温かくて楽しい方が多いですよね。
ありがたいことですよね(^^)

もも母さんへ

もも母さん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

そうなんですよね、わずかな成長がとても嬉しいです。

親がしてあげられることって、
もも母さんが書いておられたように、そばでサポートすることなんですよね。
成長発達するには、その子の中から生まれ出る物が大きいですもんね。

娘と一緒にニヤニヤ、って(笑)。
その姿を想像し、ももちゃんの可愛いニヤニヤ顔を思い出して、私もニヤニヤしてしまいました(笑)。

あかみらさんへ

あかみらさん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

ポジティブな諦め、っていいですね。
希望は捨てちゃダメなんだけど、ありのままを受け止める、そんな感じでしょうかね(^^)

年齢的にどうか、という判定以上に、
今、その子の成長や発達に大事なことは何かを、
一緒に考えてくれる専門家の存在はありがたいです。

そうそう、急な病気も、上の子の方が焦るし、
意外に対処法とかすぐに思いつかなかったりしますよね。
その点、みらいちゃんもふたばも、
たくましく生きてきてくれた経験があるから
けっこうどんと構えていられたりするのかな(^^)

笹さんへ

笹さん、こんにちは☆コメントありがとうございます。

検査法っていろいろあるのですね。
その子に合った検査法を見極めたり、
今後その子に必要な支援を一緒に考えて下さるような
専門家の方が見て下さるのが、親としては一番心強いなと思います。

子どもの内にある力を引き出すきっかけを作るのは周りにいる人々ですよね。
いつも、ありがとうございますv-22