プロフィール

 みっち 

Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
障害児育児ブログ ランキング

ふたばが生まれた日

ふたばが生まれる日の前夜から頻繁にお腹が痛く、出血が続きました。
翌朝の診察の後、そのまま陣痛室に移動しました。
「このまま陣痛が来るかもしれないけど、できるだけ点滴で抑えましょう」という主治医の指示で、3種類の点滴を最大量で流しました。
しかしきつい痛みは5分間隔に…
夫とお義母さんに連絡を入れました。
陣痛室で苦しむこと1時間半、とうとう子宮口が8cm開いてきてしまい、分娩室へ移動しました。

分娩室には、産婦人科医、助産師、小児科医…全部で10人以上のスタッフがいてびっくり
「もう少しだよ、頑張ろうね!」助産師に励まされ、分娩台へ上がります。
破水し、3回ほどいきみましたが、出てこない~
助産師にお腹を押されまくり、内臓が飛び出すかと思いました。

この辺りで夫が到着、手を握って立ち会いしてくれていましたが、何だか医師たちの様子がただならないものになってきました。
どうやらふたばの心拍が何度か落ちてしまっているようでした。
「赤ちゃんを助けて」何度も叫んでいた記憶があります。
すると「赤ちゃんの姿勢が良くない。頭よりへその緒が先に出てきてしまって危険な状態です。緊急帝王切開します」と医師が告げました。

手術室が分娩室とは違った階にあるために、ストレッチャーで移動しなければいけません。
陣痛の波が押し寄せてるのに、出てこないように医師が押さえ込んでの移動。
この世にこんな痛みが存在するのか、と思う程の痛みでした。
そこから全身麻酔をかけられて手術が始まりました…



目が覚めると別の部屋に移っていました。喉がカラカラで気分が悪いけど、水分を取るのは禁止でつらかったです。

夕方になって家族が次々に駆けつけてくれましたが、脱水症状はあるし呼吸困難にはなるし、手術の傷は痛いしで、話もできず、家族には心配ばかりかけてしまいました。その夜は夫が病室に泊まって付き添ってくれました。



ふたばのことですが、
帝王切開で取り出してから12分間、心肺停止していたそうです。その後蘇生したということでした。
重症仮死での出生です。
在胎週数27週、体重は954㎏。
後から母子手帳を確認したら、アプガースコアは0点となっていました。

しかしその後、NICUに入ってからは、心拍や血圧などが安定してきたようです。


私が麻酔で眠っている間に、先に夫がNICUにいるふたばに会いに行きましたが
「めっちゃ可愛いよ」と言っているのを聞いて、私は何の疑いもなく、「無事だったんだ~」と安堵しました。
「大丈夫、どんな子でも育てていける」夫と話していたのを覚えています。
実は夫は、ふたばが生まれてすぐに医師から「最初の3日間が山だと思ってください」と告げられていたそうです。
私はそれをずっと後に知りました。


「赤ちゃんはものすごく頑張りました。かなり厳しい状況の中で、すごい生命力ですよ」
NICUの小児科医が説明してくれました。

心臓が止まっていたことで、何らかの後遺症は残るかもしれません。
でもそれは経過を見ていかないと判断はできないとのこと。

とにかく生き延びてくれて良かった


翌日、NICUにふたばを見に行ったら、保育器に入っていて、生まれたままの血だらけの姿で(安静にしないといけないので沐浴禁止)、管だらけになっていましたが、
想像よりも顔や体がしっかりしていました。髪の毛もふさふさで、ひとみが生まれた時とよく似ている、と思いました。


まだ抱くことはできないけど、保育器のドアを開けて、声をかけたり触ったりすることは、赤ちゃんにとって、とてもいいそうです。
そしてできるだけ母乳を搾乳して届けました。
飲み込むことはできなくても、母乳を口に含ませることで、免疫力がアップすると、看護師が教えてくれました。

つらい生まれ方をさせてしまったけれど、ふたばは頑張っている。そして私にもできることがあると思うと、嬉しくなりました


NICUで撮ったふたばの写真を、ひとみにも見せたそうです。
子どもにはちょっとショッキングな写真かな?と思ったけど、
「あかちゃん」と照れ笑いしていたそうです。


(「NICU」に続きます)

応援していただけると嬉しいです!
にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ
にほんブログ村
スポンサーサイト