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Author: みっち 
とっても小さく生まれ、重症心身障害を持つ次女・ふたばと過ごす日々を綴ります。

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最後のこどもまつり

ずいぶん前のことになりますが、8月、通園施設で開かれたこどもまつりに参加してきました。

ふたばは保育園と通園施設を「並行通園」しているので、
通園施設の行事に参加する機会が減ってしまったのですが
夏のこどもまつりは参加することができました。

年長なので今回が最後のこどもまつりでした。

今年もひとみと一緒に。
スイッチを使ったルーレット。
スイッチ
スイッチを押すのは初めはいつも怖がるのですが
仕組みが分かると連打し始めます(笑)。


昨年はお玉を使っていた金魚すくい。
ちゃんと破れる本物のポイで。
スーパーボール

金魚はもちろんおもちゃです!
カップに入れたキラキラおもちゃをつかみたがる!
スーパーボール2

廊下の手すりにもたれたがったので、
ふたばから手を離してみました。
すくった金魚とヨーヨーを大事そうに持ってる(笑)。
廊下


ひとみがやっていたゲームをガン見。
ゲーム2

先生に手伝ってもらって満足♪
ゲーム

3歳のときから毎年参加してきたこどもまつり。
毎年替わるプログラムもあったけど、繰り返し取り組めたゲームも多くて
ふたばの成長を感じることができる、年に一度の大切なイベントでした。




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卒園式・退園式。すべてにありがとう

3月下旬、通園施設の卒園式・退園式がありました。
座位保持椅子、式にも間に合ってよかった~~。

ふたば


ふたばは4月から保育園に通うので、
いったん通園施設を退園し、4月からは並行通園のクラスに入ります。
(中には、並行通園を選ばずに、幼稚園や保育園だけに通う子もいます)

式の直前、行事のたびによく顔を出してくださっている、
元・保育主任のYさんに久しぶりにお会いしました。
(Yさんのお話は、過去記事『いつかの自立に向けて』に書いています)

Yさん、「え、ふたばちゃん、今日は見送られる側なの!?」と
びっくりしておられました。

入園予定の保育園の名前を言うと、
「すごく熱心な園に決まったんやね。
大丈夫。ふたばちゃん、どこででもやっていけるよ」
と言ってくださいました。


式が始まり、1人1人、入場していきます。
卒園児(4月から小学生)がまず入場し、
私たち退園児が後から続きます。

ふたばは、介助歩行で入場しました。
少しの距離でしたが、足を動かして歩くことができました。
入場

式は二部制。
第一部は、式典で、卒園証書や療育のあゆみを受け取ります。
卒園児代表の謝辞があったり、園長の挨拶があったり。

第二部は、お別れ会。
卒園退園する子どもたちの写真がスライドで映し出され
ママたちの挨拶があります。


第一部では、ふたばは療育のあゆみを自分で受け取り、
席に戻るとパラパラして遊んだり、眺めたり。
そのうち綴じているリボンをほどいて遊んでいました(笑)。
あゆみ


第二部では、
挨拶で、こんなことを話しました。

「ふたば自身の頑張りだけではなく、先生たちの関わりやお母さんたちの励ましに
ただただ支えられてきた3年間でした。
私は、園でやりたいことは全部やってきたと思っていて、
後悔していることは1つもありません。
園で過ごしてきたことは、これからの生活の中で大きな支えになってくれると思っています。
ありがとうございました」

自分の挨拶は無事できましたが、
他のママたち、特に同じクラスで、卒園する子のママたちの挨拶は
涙なしには聞けませんでした。

わが子に障害があるとわかったときの絶望感や孤独。
みんなそれを抱えたまま通園施設にやってきた。
もう心から笑うことなんてないかもしれないと本気で考えていた。
いつの間にか気がつけば、もう1人ぼっちではなく
悲しみを乗り越えて笑っているママたちの中で
自分も心から笑うことができるようになっていた。
自分が笑えば子どもも楽しそうに過ごすようになった。
いつもハイテンションの先生たち。
障害なんて忘れてしまうほどの温かい空間。
ここで過ごすことができて本当に良かった…

状況は違っても、こういう気持ちはみんな共通だと感じ、
涙が止まりませんでした。


いろいろなことを思い出しました。

ふたばはクラスの中でも最も障害が重く、
ニコニコ笑うことも、ご飯をたべることもできない。
それで、入園当初はとても落ちこんだこと。
ふたばは、ここにいても何もできない気がして、
場違いなところに来てしまったのでは…と思ったこと。

療育で、名前を呼ばれたらお返事する時間があり、
ふたばはいつも無反応。
そんなふたばを周りのママたちがどんな風に見ているか、知るのが怖くて
ママたちの目を見ることができなかったこと。

給食の時間、みんなが頑張って口から食べている中、
ふたば1人だけが、ミルクを注入されながら眠っていて、
そこにいる意味が見い出せず、早退してしまったこと。

不安な気持ちを話したとき、クラスの先生が
「ふたばちゃん、もっともっと中に秘めていると思うよ。
それを引き出せるように、私たちは関わっていくつもりです」
と言ってくれたこと。
それがどれほど私を励ましてくれたことか。

弱気な私に夫が、
「元気な子たちを見てふたばも成長すると思う。
親が、自分の子どもの可能性を信じてやらないでどうする」
とよく渇を入れてくれたこと。


先生方が血眼になるくらい、ふたばのいいところ、得意なことを見つけてくれたこと。
クラスのママたちが、私も気づかなかったような、ふたばのできることをたくさん見つけてくれたこと。

たくさんの友達と先生に温かく関わってもらって、
毎日の通園がとてもとても楽しくなりました。

入園して2年目には、給食をミキサーにかけてもらって、みんなと同じ食事を摂れるようになりました。
その日、クラスのみんなが「おめでとう!」と喜んでくれました。
2年目の秋には、歩行器でトコトコ歩けるようになり、
ふたばの見ている世界はどんどん拡がりました。
3年目には、自分で起き上がって座位を取れるようになるなど、
嬉しい成長もたくさん見ることができました。

ふたばを温かくサポートし、成長を喜んでくれる先生たちがいたこと、
毎日一緒に泣いたり笑ったり、家族よりも長い時間を過ごしてきたママたちがいたこと、
きっと一生、大きな支えになると思う。

地域に出ると決めたことに後悔はない。
きっと壁にぶつかることがいっぱいあるだろうし、
傷つくこともたくさんあると思う。
そんなときにも通園施設は、これからも心のよりどころになってくれるだろうなと思います。

3年間本当にありがとうございました。

ふたばと私に出逢ってくれたすべての人に、心からありがとう。

ここで過ごした日々、楽しかったことも辛かったことも、すべての思い出に、ありがとう。

ふたば、たくさん一緒に頑張ってくれて、ありがとう。



式の後は、みんなで写真を撮ったり、プレゼントを渡したり。
そして午後からは園を出て、クラスで食事会をしました。

卒園する子のほとんどが、支援学校に就学します。
ふたばが来年、支援学校に進んだら、またみんなで会えるね

淋しいけど、清々しいお別れ。
まだ冷たいけれどどこか優しい春の風が
みんなを包んでくれているようでした。



ふたばはもうすぐ入園式。
その後は並行通園クラスの療育とリハビリで、
通園施設に週2回顔を出すことになります。


どんな出逢いがふたばと私を待っているのだろう、と思うと、
ドキドキ今から楽しみです。


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最後の交流保育

これも2月のこと。
今年度最後の交流保育がありました。

ふたばが通う通園施設と、地域の保育園との交流です。

通園施設とその保育園とはつながりがあり、交流保育はいつもそこの子どもたちと行っています。
今年度の交流保育は、これが3回目でした。

(これまでの交流保育の様子は…
はじめての交流保育
保育所との交流』)

これまでの交流保育の経験から、
通園施設の子どもたちが先生に抱っこされていたり、バギーに乗ったままだと、
保育園の子どもたちは近づきにくい、ということがわかっていました。 
今回も保育園の先生が、部屋にバギーのまま入ってください、と気遣って言ってくださいましたが、
バギーから降りて入らせてほしい!と伝えて、抱っこで部屋に入らせてもらいました。

今回は、ふたばより1つ年下、年少クラスの子どもたちとの交流でした。

保育園に到着し、部屋に入ってすぐ、子どもたちが寄ってきてくれたので、
「上着を脱ぐのを手伝ってくれる人~!?」と言うとみんなせっせと手伝ってくれました。

みんなで挨拶をしたり、体操をしたりして楽しく過ごしました。
…のはずが…。


ふたばは先生に介助してもらって立ちましたが、後ろ向きに歩いていき、
部屋の隅っこに逃げてしまいました(笑)。
元気な子どもたちの声に、完全に圧倒されていたようです

抱っこでも座っても介助立位でも、もぞもぞと落ち着かなかったふたば。 

「はらぺこあおむし」のお話の歌が流れ、エプロンシアターが始まると、
急に落ち着いて、じっと見入っていました。
よく療育の時間に聞いている歌だから、なじみがあったのかな(^^)

その後、保育園の子どもたちが園庭で遊び始めたので、
通園施設のみんなも、先生とママたちが介助して、園庭で遊ぶことにしました。
2月の寒空の下(^^;

三輪車に乗ってみたり、園庭を歩いたり。

ふたばは、三輪車をこぐことはできませんが
乗せると、後ろ向きに歩き始めたので
近くの子どもたちに
「後ろ向きに進んでまーす!」と声をかけると
みんな真似をして、後ろ向きにこぎ始めました(笑)。

また、砂遊びのときには、子どもたちが砂でお山を作り始め、
「これケーキ!」「茶色い砂(湿った砂)はチョコレート!」
と言って、みんな砂まみれになり、
もれなくふたばも砂のシャワーをザッバザバ浴びました!
砂の入った靴を眺め、悲しそうな顔をしていたふたばでした(笑)。
写真がないのが残念!

私にとっては子どもたちと一緒になって遊べたのがとても嬉しかったですが、
ふたばはちょっと傷ついていた様子(笑)。
今までいかに温室育ちだったかに気づかされました。

約1時間の交流の後、保育園の子どもたちがズラリとアーチを作って、通園施設の子どもたちを見送ってくれました。

何度も交流しているせいか、みんなとても優しく接してくれました。

可愛い可愛い元気な子どもたち。
これまでの交流保育では、
子どもたちのまっすぐな視線や、決して悪気のない直球すぎる質問に
なかなか慣れないな~と毎回感じていた私でしたが、
今回は、そんなモヤモヤもなく、
ふたばと保育所の子どもたちのやりとりをしっかり見ることができました。
子どもたちにふたばのことを積極的に手伝ってもらうことで
自然な交流が生まれたような気もしました。

保育園に通ったら、これが日常になるのかな?
ふたばは慣れるのかな?
楽しめるのかな?( ^ ^ ;
ちょっと心配ですが。

でも、過去の交流保育では、
元気な子どもたちの中で、ふたばは何もできないな…と感じていたけれど
今回はそういう気持ちはほとんどなくなっていた自分にびっくり。
自分の感じ方の問題だけではなく、
きっとふたばも、どんどん変わっていっているということなんだろうな。

最後の交流保育がとても楽しく有意義な時間になったことを嬉しく思いました。



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保育活動(初めてのはさみ)

これまた年末の通園のことです。

その日は製作で、お正月の作品を作っていました。
そこで初めて、はさみを使ったふたば。
てっきり、自助具のカスタネットはさみを使うのかと思っていました。
↓カスタネットはさみ。
はさみ
カスタネットのような形をしていて、叩くと切ることができる、自助具です。
(自助具については、過去記事『療育講座(道具を使って遊ぼう)』参照)

でもふたばが使ったのは、一般的なはさみ。
はさみを先生と一緒に持って、紙を切っていました。
はさみ

なんだか嬉しかったなぁ。
道具を使うことにもちょっとずつ興味を持っているようだし、
これからもちょっとずつチャレンジしていけたらと思いました。


昨年の保育活動は、ほぼ母子分離だったので、あまり写真に収める機会がありませんでした。
母子分離の間、吸引が必要な時は呼ばれますが、
それ以外は先生やお友達と活動していて、
ふたばなりに楽しんでいるようです。

いつも活動が終わって呼ばれたら、保育の部屋に入るのですが
「あ、もう来た…」とでも言いたそうな顔で私を見ますし(笑)。
通園施設から帰る時はよく泣いてるし(笑)。

よっぽど楽しいんだろうな~と思っています

今のクラスでの保育活動は残り少なくなってきたけれど
今年もたくさんの経験をして楽しく過ごしてもらいたいです。


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3回目の運動会

先日、ふたばの通う通園施設での運動会がありました!

国旗

ふたばの体調は絶好調ではないものの、
当日朝には発熱もなく
無事、参加することができました。

来賓席に、4月から入園を第一希望にしている保育園の先生が来られていて、
ちょっと緊張しました。←ふたばのために来てくれたわけではないのに(笑)。


ふたばのクラスでは、子どもたちと家族みんなで、
星柄のTシャツで揃えて参加。
観客席

ふたばには、星のヘアピンもつけて。
友達ママさんが、かわいい星のヘアゴムまで作ってくれて
テンションアップ!
星

オープニングは、毎年恒例・ママ達の応援合戦ダンス!
今年はアンパンマンの曲に合わせて、うちわを持って踊りました。
ふたばは目をキラキラさせてよく見ていました

ふたばは4歳児ですが、クラスで言うと年長組になります。
年長組にもなると、親子競技以外は、
親と離れて先生と一緒に競技や演技をすることが増えます。

年長組のかけっこは、ポニー(SRC歩行器のミニ版)で参加。
ゴールには、ふたばの大好きなカラフル・キラキラのテープを用意してもらって(笑)。
よーいドン

よーいドン2

昨年ほどの速さでは歩けなかったものの、
最後まで顔を上げて、ちょっとずつ進むことができていました。

親子競技では、銀メダルをゲット!
銀メダル

プログラムの最後は、年長組の演技。太鼓の演奏です。
ハッピを着て準備。
ハッピ
お祭姿が似合うなぁ(^^)

年長組の中でも、5歳児は和太鼓、
ふたばたち4歳児は、竹太鼓を演奏します。
先生と真剣に取り組んでいて、かっこよかった! 
太鼓png



年長組のメンバーが、みんな揃って出場できたことが一番嬉しかったです。

ふたばにとって3回目の運動会、とっても落ち着いて取り組めました。

次は12月の生活発表会が楽しみです!



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